ここでは、メンテナンスLEDについて説明します。
メンテナンスLEDは、保守対象のサーバブレードを判別するために、サーバブレードの位置特定LEDをONにする機能です。サーバブレードを交換する場合に利用してください。
物理OSまたはVMホストを持つ管理対象サーバのメンテナンスLEDを利用する場合、保守モードに設定してください。
保守モードについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「付録C 保守モード」を参照してください。
注意
本機能は対象サーバがPRIMERGY BXシリーズの場合だけ利用できます。位置特定LEDは機種によって異なります。
PRIMERGY BX600シリーズでは、電源ランプ(LED)が点滅します。
PRIMERGY BX900シリーズでは、システム識別灯が点灯します。
マネジメントブレード上のSNMPエージェントの設定を正しく設定していない場合、メンテナンスLED操作は正常終了しますが、位置特定LEDは変化しません。「設計ガイド CE」の「8.2 サーバ環境の設定」を参照して、正しく設定してください。
メンテナンスLEDをONにする
以下の手順で、メンテナンスLEDをONにします。
RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象のサーバを右クリックし、表示されたメニューで[メンテナンスLED]-[ON]を選択します。
[メンテナンスLEDのON]ダイアログが表示されます。
<OK>ボタンをクリックします。
[自動的に電源を切断する]チェックボックスにチェックを入れると、メンテナンスLEDがONになったあと、自動的にサーバの電源がOFFになります。
注意
メンテナンスLEDがONの状態のサーバブレード内で新たな異常が検出されたときは、LEDで確認できません。RORコンソールでサーバの状態を確認してください。
メンテナンスLEDをOFFにする
以下の手順で、メンテナンスLEDをOFFにします。
RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象のサーバを右クリックし、表示されたメニューで[メンテナンスLED]-[OFF]を選択します。
[メンテナンスLEDのOFF]ダイアログが表示されます。
<OK>ボタンをクリックします。
メンテナンスLEDがOFFになります。