L-Platformテンプレートの課金情報に基づいて、L-Platform管理画面などにL-Platformテンプレートの概算料金を表示できます。
ここでは、L-Platformテンプレートの概算料金を表示するかどうかの設定を変更する方法について説明します。
設定を変更する手順は、以下のとおりです。
以下の動作環境ファイルを開きます。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCFMG\config\vsys_config.xml
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVcfmg/config/vsys_config.xml
動作環境ファイルの以下の項目を設定します。
キー | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
use-charge (注1) | L-Platformテンプレートの概算料金を表示するかどうかを指定します。
| no |
注1) RORコンソールのセットアップウィザードからも設定できます。
セットアップウィザードの詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「3.1 セットアップウィザード」を参照してください。
設定例を以下に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE properties SYSTEM "http://java.sun.com/dtd/properties.dtd"> <properties> …略 <entry key="use-charge">yes</entry> <entry key="charge-host">localhost</entry> <entry key="charge-port">3550</entry> <entry key="charge-uri">/resource/ver1.0</entry> …略 </properties>
以下の動作環境ファイルを開きます。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\custom_config.xml
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVctmyp/config/custom_config.xml
動作環境ファイルの以下の項目を設定します。
キー | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
estimation-mode (注1) | L-Platformテンプレートの概算料金を表示するかどうかを指定します。
vsys_config.xmlの“use-charge”に"yes"を設定した場合は"3"を、"no"を設定した場合は"0"を設定してください。 | 0 |
compatible-estimation | オーバーコミット有効時に、概算料金を動作値で計算するか、予約値で計算するかを指定します。
| false |
注1) RORコンソールのセットアップウィザードからも設定できます。
セットアップウィザードの詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「3.1 セットアップウィザード」を参照してください。
注2) 本設定は、オーバーコミット機能が有効な場合だけ有効となります。オーバーコミット機能の設定については、「導入ガイド CE」の「18.6 オーバーコミット機能の設定」を参照してください。
また、本設定は、サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareまたはHyper-Vの場合にだけ有効です。それ以外のサーバ仮想化ソフトウェアの場合、オーバーコミットが有効か無効かに関わらず、概算料金は動作値で計算されます。
設定例を以下に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <properties> <entry key="estimation-mode">3</entry> <entry key="compatible-estimation">true</entry> …略 </properties>
マネージャーを再起動します。
マネージャーの再起動については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。