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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 運用ガイド
ServerView

8.3 管理サーバのポート番号の設定

ここでは、以下に示す管理サーバのポート番号を変更する方法について説明します。

ポート番号はマネージャーを停止してから変更してください。また、ポート番号の変更後、マネージャーを起動してください。

マネージャーの起動と停止については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

なお、ポート番号ごとにマネージャーの停止と起動をする必要はありません。

ポイント

ポート番号を変更する前に修正するファイルのバックアップをお勧めします。

RORコンソールのサーバのポート番号の変更

ポート番号を変更する手順は以下のとおりです。

  1. portal.propertiesファイルを変更します。

    以下のファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\RCXCTMG\SecurityManagement\conf\portal.properties

    【Linuxマネージャー】

    /etc/opt/FJSVctsec/conf/portal.properties

    以下のurlに記述されているポート番号を変更します。ポート番号には同じ値を設定してください。

    • portalSsl.url

    • authedPortal.url

    • sendmail.auth.url

  2. Interstage管理コンソールを起動します。

    Interstage管理コンソールの起動手順は以下のとおりです。

    【Windowsマネージャー】

    [スタート]メニューから[すべてのプログラム]>[Interstage]>[Application Server]>[Interstage管理コンソール]を選択します。

    【Linuxマネージャー】

    1. Webブラウザを起動します。

    2. Interstage管理コンソールのURLを指定します。

      以下にURLの形式を示します。
      (SSL暗号化通信を使用しない場合)

      http://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/

      (SSL暗号化通信を使用する場合)

      https://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/

    3. Interstage管理コンソールにログインします。

  3. ポート番号を変更します。

    [システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[RCXCT-ext]>[環境設定]を選択して、ポート番号を変更します。

L-Platform管理のポート番号の変更

ポート番号を変更する手順は以下のとおりです。

  1. portal.propertiesファイルを変更します。

    以下のファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\RCXCTMG\SecurityManagement\conf\portal.properties

    【Linuxマネージャー】

    /etc/opt/FJSVctsec/conf/portal.properties

    以下のurlに記述されているポート番号を変更します。

    • vsys.host

    変更例を以下に示します。斜体の部分が変更する情報です。

    vsys.host = http://192.168.11.22:8013/vsys/services/VSYS/
  2. managerview_config.xmlファイルを変更します。

    以下のファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\managerview_config.xml

    【Linuxマネージャー】

    /etc/opt/FJSVctmyp/config/managerview_config.xml

    以下のタグに記述されている値を変更します。

    • keyの値がvsys-portであるentryタグ

    変更例を以下に示します。斜体の部分が変更する情報です。

    <entry key="vsys-port">8013</entry>

Interstage Business Process Manager Analytics ルールエンジンのポート番号の変更

ポート番号を変更する手順は以下のとおりです。

注意

変更後のポート番号として使用できるのは、32768~65535の範囲のポート番号です。この範囲のポート番号から、割り当て可能な番号を利用してください。

【Windowsマネージャー】

Windows Server 2008以降のWindows OSのエフェメラルポート(DYNAMIC AND/OR PRIVATE PORTS)は、初期値として49152~65535が使用されるため、この範囲のポート番号は使用しないことをお勧めします。

【Linuxマネージャー】

Linuxのエフェメラルポート(DYNAMIC AND/OR PRIVATE PORTS)は、初期値として32768~61000が使用されるため、この範囲のポート番号は使用しないことをお勧めします。

  1. alertserviceconf.propertiesファイルを変更します。

    以下のファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\J2EE\ijserver\IBPMMServer\apps\ibpmm.war\conf\alertserviceconf.properties

    【Linuxマネージャー】

    /var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IBPMMServer/apps/ibpmm.war/conf/alertserviceconf.properties

    以下に記述されているポート番号を変更します。

    • EF_HOST_PORT

    変更例を以下に示します。斜体部分が変更する情報です。

    EF_HOST_PORT=40320
  2. ef_server.confを変更します。

    以下のファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\IBPMA\bpmm\efs\bin\ef_server.conf

    【Linuxマネージャー】

    /opt/FJSVibpma/efs/conf/ef_server.conf

    以下に記述されている値を変更します。

    • port

    変更例を以下に示します。斜体の部分が変更する情報です。

    port = 40320