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Systemwalker Desktop Patrol トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.14.1 「運用環境の構築」が途中で失敗します

「運用環境保守ウィザード」の「運用環境の構築」が途中で失敗します。


2.14.1.1 対処1

対象バージョンレベル


原因

「運用環境の構築」を行う際のWindowsログオンユーザー名が、以下の条件を満たしていないことが原因です。

対処方法

「運用環境の構築」を行う際のWindowsログオンユーザー名は、以下の条件を満たしてください。

2.14.1.2 対処2

対象バージョンレベル


原因

「運用環境保守ウィザード」が使用するポート番号(10009)がすでにServicesファイル(注)に定義されています。

注) <システムフォルダ>\system32\drivers\etc\services

10009のポート番号が他のアプリケーションで使用されている可能性があります。


対処方法

2.14.1.3 対処3

対象バージョンレベル


原因

V12.0L10以前からバージョンアップを行う場合、旧データベース(SQL Server/Oracle)からのデータの移入が失敗しています。アプリケーションイベントログに以下のSymfowareのメッセージが出力されていないか、確認してください。

<メッセージ出力例>

対処方法

以下のどちらかまたは両方の対処を行い、再度「運用環境保守ウィザード」を実行してください。

2.14.1.4 対処4

対象バージョンレベル


原因

以下の原因が考えられます。

対処方法

Systemwalker Desktop Patrolでは、リモートデスクトップ接続での動作はサポートしていません。「運用環境の構築」を行う場合は、「CS」がインストールされているPCにログオンして実施してください。



2.14.1.5 対処5

メッセージ「F3CWDELA.EXEの実行が失敗しました」が表示され、異常終了します。

対象バージョンレベル


原因

Systemwalker Desktop Patrolの動作に必要なSymfoware Serverクライアント機能が正常にインストールされていない可能性があります。

例えば「Symfoware Serverクライアント機能を使用する他製品(例:Systemwalker Desktop Keeper)のアンインストール時に、Systemwalker Desktop Patrolが使用しているにも関わらず誤ってSymfoware Serverクライアント機能を併せてアンインストールしてしまった。または、Symfoware Serverクライアント機能のインストールフォルダを削除してしまった」という状況が考えられます。

確認ポイント

[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除] または、[アプリケーションの追加と削除]または、[プログラムと機能]を起動してSymfoware Server Clientが表示されていることを確認して下さい。

エクスプローラからSymfoware Serverクライアント機能のインストールフォルダを参照して、ファイルが存在することを確認して下さい。


対処方法

復旧方法については、他製品(例:Systemwalker Desktop Keeper)のアンインストール時の誤操作であった場合は、他製品のサポートへお問い合わせをお願いします。