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Systemwalker Desktop Patrol トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.5.3 セキュリティパッチのダウンロード指示後、「MC画面」に再ログインできません

「MC画面」でセキュリティパッチのダウンロード指示後、「MC画面」に再ログインできません。


2.5.3.1 対処1

対象バージョンレベル


原因

セキュリティパッチのダウンロードに時間がかかっています。


確認ポイント

ログファイルを参照して、エラーが発生していないか確認して下さい。エラーが発生していない場合は、セキュリティパッチのダウンロードが正常に動作していますので、しばらくお待ちください。

2.5.3.2 対処2

対象バージョンレベル


原因

プロキシの設定に誤りがあるため、通信エラーのリトライ処理を行っています。


確認ポイント

ログファイルが作成されているか確認してください。

ログファイルが作成されている場合は、エラーの発生と内容を確認し、エラー時の対処を行ってください。

また、以下の手順で「MC画面」にログインし、リトライ処理に費やされている時間を確認してください。

  1. 「CS」でコントロールパネルからサービスを起動し、以下のサービスを停止してください。

    "ITBudgetMGR(INV)"

  2. 手順1.で停止したサービスを起動してください。

  3. 「MC画面」を起動してください。

ツリービューで[カテゴリ]-[ポリシー/プロパティ]-[サーバプロパティ]-[パッチ設定]を選択し、[リトライ回数]、[リトライ間隔(秒)]を確認します。

[リトライ回数]、[リトライ間隔(秒)]は、公開サーバへの接続処理とパッチファイルの受信処理の両方に対して有効です。一時的なネットワークエラーではなく、エラーが定常的に続く場合は、すべてのリトライが実施されるため総リトライ時間は、

(([リトライ間隔(秒)]×[リトライ回数])+[リトライ間隔(秒)])×[リトライ回数]

になります。


対処方法

「CS」のネットワークの環境設定を確認してください。

また、プロキシを使用するネットワーク環境の場合は、以下の手順で対処してください。

  1. 「CS」でコントロールパネルからサービスを起動し、以下のサービスを停止してください。

    "ITBudgetMGR(INV)"

  2. タスクマネージャから以下のプロセスがいないことを確認してください。

    "atoold.exe"
    "javaw.exe"

    Systemwalker Desktop Patrol以外の製品で" javaw.exe"を使用しているとき、
      " javaw.exe"のプロセスが残る場合があります。

  3. 手順1.で停止したサービスを起動してください。

  4. 「MC画面」を起動し、以下の設定内容を確認してください。

    ツリービューで[カテゴリ]-[ポリシー/プロパティ]-[サーバプロパティ]-[プロキシ]を選択します。設定に誤りがあれば変更し、[OK]ボタンをクリックしてください。

    リトライ処理の時間を変更する場合は、ツリービューで[カテゴリ]-[ポリシー/プロパティ]-[サーバプロパティ]-[パッチ設定]を選択し、[リトライ回数]、[リトライ間隔(秒)]を変更してください。

  5. 「MC画面」に再ログインし、ダウンロードするセキュリティパッチを選択してから[ダウンロード]を選択してください。

    「MC画面」を閉じると、ダウンロードを開始します。


2.5.3.3 対処3

対象バージョンレベル


原因

ネットワーク状態に異常があります。


確認ポイント

セキュリティパッチ情報を参照し、「CS」上でWWWブラウザを起動して、ダウンロード先に接続可能かどうか確認してください。


対処方法

ネットワーク環境を見直してください。