「CS」をドメインサーバに変更したあと、「CT」でセキュリティパッチの自動適用が行われなくなりました。
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol Standard Edition V11.0L10~V13.3.0
Systemwalker Desktop Patrol Base Edition V11.0L10~V13.3.0
原因
Systemwalker Desktop Patrolを導入後、「CS」をドメインサーバに変更したためにタスクスケジューラが起動できなくなっていることが原因です。
タスクスケジューラで、以下に示すエラーメッセージが表示されていると考えられます。
[タスク]タブの初期化に失敗しました。 エラー:0x8007000d:データが無効です。 タスク アカウント情報を取得しようとして、エラーが発生しました。 タスク オブジェクトを引き続き編集できますが、アカウント情報を変更することはできません。 |
本現象はOSの問題です。
Microsoft社サポート技術情報を参照してください。
【参照先】(2010年12月時点)
http://support.microsoft.com/kb/907982/ja
対処方法
以下の手順でdtp_apcheタスクをいったん削除し、再度作成してください。
「CS」のスタートメニューで[プログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[タスク]を選択します。
[タスク]画面で「dtp_apche」を選択して右クリックします。
2.で表示されるポップアップメニューで[削除]を選択します。
→[タスク]画面から"dtp_apche"のタスクが削除されます。
[未適用パッチ検出スケジュール設定]を起動します。
【V13.0.0以前の場合】
「CS」のスタートメニューの[Systemwalker Desktop Patrol]-[未適用パッチ検出スケジュール設定]を選択します。
【V13.2.0以降の場合】
「CS」のスタートメニューの[Systemwalker Desktop Patrol]-[環境設定]-[未適用パッチ検出スケジュール設定]を選択します。
“4.”で表示される画面で、未適用パッチ検出スケジュールを設定します。
[登録]ボタンをクリックします。
→[タスク]画面に"dtp_apche"のタスクが再作成されます。
なお、未適用パッチ検出スケジュールの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。
【V12.0L10以前の場合】
“Systemwalker Desktop Patrol 使用手引書 管理者編”の“セキュリティパッチの未適用情報の検出”を参照してください。
【V13.0.0以降の場合】
“Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編”の“セキュリティパッチの未適用情報の検出”を参照してください。