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Systemwalker Desktop Patrol トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.4.4 セキュリティパッチの自動適用ができません

セキュリティパッチの自動適用ができません。


2.4.4.1 対処1

対象バージョンレベル


原因

一般ユーザ環境でログオン時にセキュリティパッチを自動適用する場合、「MC画面」において、[コンテンツ配付]の[自動ダウンロード時にAdmin権限を使用する]でAdministrator権限のユーザを設定する必要があります。(「MC画面」にログインし、ツリービューから[カテゴリ]-[ポリシー/プロパティ]-[クライアントポリシー]-[コンテンツ配付]を選択します。)しかし、Administrator権限ユーザIDのパスワードが設定されていない場合、セキュリティパッチの自動適用を行うことができません。


確認ポイント

「MC画面」の[コンテンツ配付]の[自動ダウンロード時にAdmin権限を使用する]において、Administrator権限のユーザおよびパスワードが設定されているか確認してください。Administrator権限のユーザのパスワードが設定されていない場合も、セキュリティパッチの自動適用を正しく行うことができません。


対処方法

以下の手順に従い、対処してください。

  1. 「CT」で[自動ダウンロード時にAdmin権限を使用する]で設定したAdministrator権限ユーザを確認してください。

  2. スタートメニューのコントロールパネルにおいて、該当するユーザのパスワードを設定してください。

  3. 「MC画面」で[自動ダウンロード時にAdmin権限を使用する]で設定したAdministrator権限ユーザのパスワードを設定してください。


2.4.4.2 対処2

対象バージョンレベル


原因

新しいソフトウェア(コンテンツ)の新着通知メッセージ、または、ソフトウェア(コンテンツ)ダウンロード画面を表示していると、セキュリティパッチの自動適用が行われない場合があります。


対処方法

新しいソフトウェア(コンテンツ)の新着通知メッセージが表示されている場合はメッセージに対し応答してください。また、ソフトウェア(コンテンツ)ダウンロード画面を表示している場合は画面を閉じてください。


2.4.4.3 対処3

対象バージョンレベル


原因

以下の原因が考えられます。

対処方法

2.4.4.4 対処4

対象バージョンレベル


原因

Windows® 2000、Windows® XP、Windows Vista®、Windows 7®において、自動更新の設定で[コンピュータを常に最新の状態に保つ]チェックボックス(Windows® XP SP2では[自動(推奨)]、Windows Vista®、Windows 7®では[更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)])がチェックされている可能性があります。

この場合、Systemwalker Desktop PatrolとWindowsUpdateを同時に使用しているので、セキュリティパッチの適用で不整合が発生する可能性があります。Systemwalker Desktop Patrolでは、WindowsUpdateと同時に使用することはサポートしていません。


対処方法

Windows® XP SP2を適用後の再起動時に、「コンピュータを保護してください」における「自動更新」の有効化では、[今はオンしない]を選択してください。

[自動更新を今すぐオンにしてコンピュータを保護する]をチェックした場合は、システムプロパティの「自動更新」で[自動(推奨)]以外を選択してください。

Windows Vista®、Windows 7®の場合は、自動更新の設定で[更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)]以外を選択してください。