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Interstage Interaction Manager V10 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
Interstage

H.2.1 UI部品の互換情報

UI部品の表示サイズの違い

V9.1以前のバージョンでは、Internet Explorerの場合、以下の部品に指定したサイズ(height)と表示された部品のサイズが異なっていました。

本バージョンでは、上記部品が指定したサイズどおりに表示されるよう修正しています。

Internet Explorer 7で、V9.1以前と同じ表示にしたい場合は、RCF_configオブジェクトの変数UIComponent_compatible_viewsizeに「9.1.0」を指定してください。変数UIComponent_compatible_viewsizeに「9.1.0」以外の値を指定、または、変数UIComponent_compatible_viewsizeの指定を省略した場合は、修正後の動作となります。
また、V9.0.1からバージョンアップした場合に、テーブル部品(TableView、TableEdit、およびDataGrid)の表示サイズを変更していないにもかかわらず、従来は表示されていなかった横スクロールバーが表示されることがことがあります。その場合には、RCF_configオブジェクトの変数UIComponent_compatible_viewsizeに「9.0.1」を指定してください。
RCF_configオブジェクトの詳細は、「2.3.2 Ajaxフレームワークの動作定義」を参照してください。

参考

Internet Explorerの各バージョンとInterstage Interaction Managerのサポートバージョンの対応は以下のとおりです。

ブラウザのバージョン

Interstage Interaction Managerのバージョン

Internet Explorer 8

V9.1.1以降

Internet Explorer 9互換

V9.1.1以降

Internet Explorer 10互換

V10.0.0以降

Internet Explorer 9標準

V10.0.1

Internet Explorer 10標準

V10.0.1

プロパティの型チェック

一部のUI部品でプロパティの型チェックを強化しています。
本書に記載された型以外を指定していた場合、エラーとなります。その場合には、RCF_configオブジェクトの変数UIComponent_compatible_errorに「9.1.1」を指定してください。

ComboBox

DataGrid

スタイルシートの適用順位

V9.1.1までは、コンテンツで定義しているスタイルシートよりも、Ajaxフレームワーク(UI部品)の初期値を定義したスタイルシートが優先される場合がありました。
Ajaxフレームワーク(UI部品)のスタイルシートは部品表示のベースであり、その上にコンテンツのスタイルを適用します。そのため、V10.0.0以降では、常にコンテンツで定義したスタイルシートが優先されるように修正しています。

V9.1.1までのスタイルシートの優先順位で利用する場合には、RCF_configオブジェクトの変数StyleSheet_compatibleに"9.1.1"を指定してください。