グリッド線の表示を有効にすることで、部品配置の目安として設計時のみ表示される方眼状の罫線を表示できます。このグリッド線は設計時にのみ表示され、WYSIWYGでの画面編集時に部品間の間隔や部品サイズ、配置座標をそろえる際の目安とすることができます。
同時にグリッド線への吸着機能を併用することで、部品の左上座標をグリッド線の交点に自動的に合わせて配置することができます。これにより、画面のレイアウトを指定した間隔で容易に整列させることができます。
また、グリッド線だけでなく、ユーザー指定の間隔で吸着機能を設定することも可能です。
グリッドの設定
グリッドの設定をすると、グリッド線の表示の有無、吸着の設定などを行うことができます。
本設定時に画面フォーム固有に設定がある場合、画面フォームの固有設定を上書きします。
グリッドの設定は、以下の手順で設定します。
[Window]メニューから[Preferences]を選択します。
[Preferences]ダイアログボックスの設定項目で、[Ajaxページエディタ]を選択します。
グリッド線の表示の有無、吸着設定などを行います。
以下の表に、[Ajaxページエディタ設定]ページのグリッドに関する項目を説明します。
項目 | 説明 |
---|---|
線を表示 | グリッド線を表示します。 デフォルトはチェックなしです。 |
間隔 | 表示するグリッド線の表示間隔を設定します。 デフォルトは10pxです。 |
線に吸着 | 部品の配置・移動時、部品をグリッド線に自動的に合わせて配置します(注1)。 グリッド線が表示・非表示どちらでも有効にできます。 デフォルトはチェックなしです。 |
指定間隔で吸着 | 部品の配置・移動時、部品を設定した間隔で自動的に合わせて配置します。 グリッド線が表示・非表示どちらでも有効にできます。 デフォルトはチェックなしです。 |
間隔 | 指定間隔で吸着させる場合、吸着の間隔を設定します。 有効な設定値は1~900までの整数です。 デフォルトは10pxです。 |
注1)[線に吸着]設定と[指定間隔で吸着]設定はどちらかしか選択できません。
以下に、[Ajaxページエディタ設定]ページのカーソルキーの移動幅に関する項目を説明します。
項目 | 説明 |
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グリッド幅に合わせる | カーソルキーによる移動幅をグリッド線に合わせます。 デフォルトはチェックなしです(注1)。 |
ユーザー指定幅に合わせる | カーソルキーによる移動幅を縦、横の指定幅に合わせます。 デフォルトはチェックありです。 |
縦 | 上下カーソルキーを押した場合の縦の移動幅を設定します。 デフォルトは1pxです。 |
横 | 左右カーソルキーを押した場合の横の移動幅を設定します。 デフォルトは1pxです。 |
注1)グリッド線を表示していなくても設定が適用されます。
注意
[Ajaxページエディタ設定]ページ上での設定は、ワークベンチ全体を適用対象とする共通設定です。
グリッドの設定のうち、グリッド線の表示、吸着に関する設定は編集するファイルごとに設定することもできます。詳細は「F.5.1 設計ビューのコンテキストメニュー」を参照してください。
[Ajaxページエディタ設定]ページ上での設定内容と編集するファイルごとの設定内容が異なる場合、後で設定した内容が優先されます。