以下の図に、Ajaxフレームワークアプリケーションの一般的なファイル配置を示します。この構成のファイル、または、この構成のwarファイルを配置してください。
図5.2 Ajaxフレームワークアプリケーションのファイル配置
JSPファイル
通常は、アプリケーションフォルダ直下に配置します。
サブフォルダに配置することもできますが、その場合は、以下に示す定義についてパスの考慮が必要です。
Ajaxフレームワークの動作定義で指定するrcf_config.jsのパス
Ajaxフレームワークの初期化処理で指定するacf/file/rcf/rcf.jsのパス
ページマップで指定するJSPファイルのパス
JSPファイルからほかのファイルを参照するときのパス
rcf_config.jsファイル
Ajaxフレームワークの動作オプションを定義するファイルです。詳細は、「2.3.2 Ajaxフレームワークの動作定義」を参照してください。
ユーザーファイル
イメージなどの静的ドキュメントは、アプリケーションフォルダ直下にも、サブフォルダにも配置できます。
Apcoordinator関連のファイル
Apcoordinator連携機能を利用する場合に必要なファイルです。
関係定義ファイル(コマンドマップ/ページマップ)およびタグライブラリファイル(ujiall.tld)は、WEB-INFフォルダに配置します。WEB-INFフォルダは、Webアプリケーションの情報を配置するための特別なフォルダで、クライアントから直接参照することが禁止されています。
Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)
web.xmlは、WEB-INFフォルダの直下に配置します。
Ajaxフレームワーク環境定義ファイル(acf.xml)
サーバ側で動作する通信フレームワークの動作定義ファイルです。詳細は、「付録A 環境定義ファイル」を参照してください。
ユーザークラスファイル
ユーザー定義のクラスファイルは、WEB-INFのclassesフォルダの下に、パッケージ階層に従って配置します。例えば、sampleパッケージのSampleHandler.classの配置場所は、WEB-INF\classes\sampleの下になります。
ユーザー作成jarファイル
ユーザー定義のクラスファイルをjarファイルに結合した場合は、WEB-INFのlibフォルダの下に配置します。
マッシュアップ定義ファイル(muf.xml)
マッシュアップフレームワークの動作定義ファイルです。WEB-INFのconfフォルダの下に配置します。詳細は、「付録B マッシュアップ定義ファイル」を参照してください。
xslフォルダ
スクレイピングツールで作成されたXSLファイルが格納されます。スクレイピングツールの詳細は、「付録G スクレイピングツール」を参照してください。