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NetCOBOL V11.0 メッセージ集
FUJITSU Software

付録D 注意事項

COBOLプログラムの実行時に仮想メモリ不足が発生する場合

COBOLプログラムの実行時に仮想メモリ不足の発生する場合は、動作環境やプログラム構造の見直しなどを行ってください。

動作環境の問題
  • 実装メモリが少ない。

    必要に応じて増設してください。

  • 仮想メモリが少ない。

    必要に応じて大きくしてください。

  • 同時に実行している他のアプリケーションがメモリ領域を使用している。

    同時に実行している他のアプリケーションを停止してください。

プログラム構造の問題
  • 実行単位で同時にオープンしているファイルの数が多い。

  • 実行単位でEXTERNAL句を指定したデータおよびファイルの宣言が多い。

  • 実行単位で同時に使用しているオブジェクト(インスタンス)の数が多い。

その他
  • 実行したアプリケーションがメモリ領域を破壊している。

    • [Win32]

      対話型デバッガ、CHECK機能およびメモリチェック機能などを使用して、領域破壊の原因を調査し、プログラムを修正してください。

      参照

      “NetCOBOL使用手引書”の“第20章 対話型デバッガの使い方”

      “NetCOBOL使用手引書”の“19.2 CHECK機能の使い方”

      “NetCOBOL使用手引書”の“19.5 メモリチェック機能の使い方

    • [WinIPF]

      対話型リモートデバッガ、CHECK機能およびメモリチェック機能などを使用して、領域破壊の原因を調査し、プログラムを修正してください。

      参照

      “NetCOBOL使用手引書”の“第18章 対話型リモートデバッガの使い方”

      “NetCOBOL使用手引書”の“17.2 CHECK機能の使い方”

      “NetCOBOL使用手引書”の“17.5 メモリチェック機能の使い方

    • [Winx64]

      NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能、CHECK機能およびメモリチェック機能などを使用して、領域破壊の原因を調査し、プログラムを修正してください。

      参照

      “NetCOBOL Studio ユーザーズガイド”

      “NetCOBOLユーザーズガイド”の“19.2 CHECK機能”

      “NetCOBOLユーザーズガイド”の“19.5 メモリチェック機能”