表C.1 COBOLファイルシステムのエラーコードの内容コード(16進数) | 意味 | プログラマの処置 |
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上位 | 下位 |
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10 | | ファイルの終りより後を、またはファイルの先頭より前への入力要求がありました。 | 入力データ件数に誤りがないかチェックしてください。 |
21 | | 主キーの順序に誤りがあります。 | キーの値が昇順となるようにプログラムを修正してください。または、直前に読み込んだレコードのキーの値を変更しないように修正してください。 |
22 | | 重複キー禁止のファイルで、新しいレコードのキーが重複しています。 | キーの値が重複しないようにしてください。 |
23 | | 指定されたレコードは存在しません。 | 存在しないレコードを操作しないでください。 |
24 | | ディスクスペースが不足しています。 | 空き容量を増やし、再度実行してください。 |
24 | 01 | 相対レコードファイルへの任意の書込みでレコード番号の指定が無効(ゼロ)でした。 | 相対レコード番号に値を設定してください。 |
24 | 02 | ファイル作成限界以上のレコードの追加書込みが発生しました。 | ファイルを分割し、一つのファイルが最大サイズを超えないようにしてください。 |
30 | 01 mm ll 02 mm ll | COBOLファイルシステムがオペレーティングシステムのエラーを検出しました。 | ll mmに設定されたOSから返却されたエラーに対処してください。 |
30 | 01 01 | メモリ領域獲得に失敗しました。 | メモリを増設してください。もしくは、仮想メモリ(スワップ)を増やしてください。 |
30 | 03 0A | レコードが1件もありません。 | レコードが格納されている状態にしてください。 |
30 | 04 0A | ファイルが多過ぎます。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
30 | 05 0A | ハンドルに誤りがあります。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
35 | | 指定されたファイル名のファイルが存在しません。 | 操作するファイル名、パス名が存在するか確認してください。 |
37 | | ファイル属性に一致しないアクセスがありました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
37 | 07 | 読込みのみ許可されたファイルに書込みのオープン命令が発行されました。 | ファイルへのアクセス権を確認してください。 |
38 | | ロック付きでクローズされたファイルがオープンできません。 | ロック付きクローズ後に、ファイルを操作しないでください。 |
39 | | ファイル属性が一致しないためファイルのオープンができません。 | パラメタやオプションで指定したファイル属性と、物理ファイルのファイル属性とが一致するようにしてください。 |
39 | 01 | ファイル編成が一致しません。 | パラメタやオプションで指定したファイル編成と、物理ファイルのファイル編成とが一致するようにしてください。 |
39 | 02 | 最小レコード長が一致しません。 | パラメタやオプションで指定した最小レコード長と、物理ファイルの最小レコード長とが一致するようにしてください。 |
39 | 03 | 最大レコード長が一致しません。 | パラメタやオプションで指定した最大レコード長と、物理ファイルの最大レコード長とが一致するようにしてください。 |
39 | 04 | 最小ブロック長が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 05 | 最大ブロック長が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 06 | レコードの区切りが一致しません。 | パラメタやオプションで指定したファイル属性がレコード順ファイル可変長レコード形式の場合、物理ファイルがレコード順ファイル可変長レコード形式であるか確認してください。その他の場合、技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 07 | コードセットが一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 08 | 照合順序が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 09 | レコード形式が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 0A | 埋め込み文字が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
39 | 30~7F | 索引ファイルのキー項目に対する属性(オフセット、大きさ、WITH DUPLICATES等)が一致しません。 | 索引ファイルのキーの属性が、物理ファイルと一致するようにしてください。 |
43 | | 最後の読込みでエラーが発生しました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 01 | オープン処理を矛盾するアクセスがありました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 04 | ファイル編成と矛盾するアクセスがありました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 05 | ファイルトランケート命令が他のユーザと矛盾します。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 06 | サーバセッションが拒否されました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 07 | 読込み専用ファイルに対して無効なアクセスがありました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 08 | サポート外のアクセスがありました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 09 | メッセージ領域が小さ過ぎます。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
90 | 10 | セションIDが無効です。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
92 | | ファイルがクローズされていません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
92 | 01 | 既にオープンされているファイルに対してオープンが発行されました。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
93 | | ファイルが有効ではありません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
93 | 02 | 他のファイル結合子により、ファイルがロックされています。 | 他のファイル結合子から、レコードのロック状態を解除してください。 |
93 | 06 | ファイルが既に存在するため、オープンできません。 | ファイルが存在しないディリクトリやファイル名を利用してください。 |
94 | | ファイル属性が一致しないためファイルのオープンができません。 | パラメタやオプションで指定したファイル属性と、物理ファイルのファイル属性とが一致するようにしてください。 |
94 | 21 | ファイル編成が一致しません。 | パラメタやオプションで指定したファイル編成と、物理ファイルのファイル編成とが一致するようにしてください。 |
94 | 22 | 最小レコード長が一致しません。 | パラメタやオプションで指定した最小レコード長と、物理ファイルの最小レコード長とが一致するようにしてください。 |
94 | 23 | 最大レコード長が一致しません。 | パラメタやオプションで指定した最大レコード長と、物理ファイルの最大レコード長とが一致するようにしてください。 |
94 | 24 | 最小ブロック長が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 25 | 最大ブロック長が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 26 | レコードの区切りが一致しません。 | パラメタやオプションで指定したファイル属性がレコード順ファイル可変長レコード形式の場合、物理ファイルがレコード順ファイル可変長レコード形式であるか確認してください。その他の場合、技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 27 | コードセットが一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 28 | 照合順序が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 29 | レコード形式が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 2A | 埋め込み文字が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
94 | 30~5F | 索引ファイルのキー項目に対する属性(オフセット、大きさ、WITH DUPLICATES等)が一致しません。 | 索引ファイルのキーの属性が、物理ファイルと一致するようにしてください。 |
94 | 60 | ファイルをオープンするためのメモリが不足しています。 | メモリを増設してください。もしくは、 仮想メモリ(スワップ)を増やしてください。 |
94 | 61 | ファイルを生成するためのディスクスペースが不足しています。 | 空き容量を増やし、再度実行してください。 |
94 | 64 | 指定したファイル名に誤りがあります。 | ファイル名に無効な文字が含まれていないか確認してください。 |
96 | | ファイル位置が未定義です。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
97 | 01 | 行順ファイルのレコードに不当な文字があります。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
97 | 02 | 不当な文字があります。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
97 | 03 | 最小レコード長より短いレコード領域が指定されています。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
97 | 04 | 最大レコード長より長いレコード領域が指定されています。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
97 | 07 | レコード長が一致しません。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
98 | | ファイルの構造が無効です。 | 技術員(SE)に連絡してください。 |
99 | | 他のファイル結合子により、レコードがロックされています。 | 他のファイル結合子から、レコードのロック状態を解除してください。 |