Tierプールは複数作成できます。1つのTierプールに複数の階層化ポリシーを定義することはできません。
Tierプールに指定できる項目は以下のとおりです。
No. | 項目名 | 指定 | 意味 | 入力規約 |
---|---|---|---|---|
1 | プール名 | 必須 | Tierプール名 | 全体で一意の名前を指定します。 注: 大文字・小文字は区別しません。 |
2 | 階層数 | 必須 | 作成するTierプールの階層数 | 自動階層化機能を有効にした場合だけ指定可能です。2または3を指定します。 |
3 | ポリシー名 | 必須 | 階層化ポリシー名 | 定義済みの階層化ポリシーを選択します。 |
4 | プールの警告閾値 | 任意 | 装置から通知されるプールの警告閾値 | 5~99の範囲の10進数で指定します。 注: プールの注意閾値より小さい値は指定できません。 |
5 | プールの注意閾値 | 任意 | 装置から通知されるプールの注意閾値 | 5~80の範囲の10進数で指定します。 |
6 | 暗号化状態 | 必須 | プールの暗号化状態 | Yes(有効)またはNo(無効)を指定します。 |
以下は、Lowサブプール(必須)、Middleサブプール(任意)、Highサブプール(必須)それぞれに指定します。 | ||||
7 | 担当CM | 任意 | Tierプールの担当CM | 装置に存在するCMを指定します。 |
8 | FTSP名 | 任意 | サブプール名 | ストレージ装置内で一意の名前を指定します。 注: 大文字・小文字は区別しません。 |
9 | ディスク種別 | 必須 | ディスクの種別 | SSD、Online、Nearline、SED-SASから選択します。 |
10 | 信頼性 | 必須 | サブプールのRAIDレベル | 以下から選択します。
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11 | ストライプデプス | 任意 | ストライプデプス | RAIDグループの1ストライプにおけるディスクあたりのサイズ(KB)を指定します。
信頼性がMirroring(RAID1)の場合は、選択できません。 |
12 | ディスク | 必須 | サブプールのディスク | サブプールのRAIDグループを構成するディスクを選択します。 |
13 | 必要最低容量 | 任意 | ディスクに必要な最低容量 | ディスクを自動で選択する場合に指定します。 |
14 | ディスク自動選択 | 任意 | ディスクを自動で選択する | ディスクを自動で選択できます。(注) |
15 | CM | 任意 | 作成するRAIDグループの担当CM | 担当CMを指定した場合に、指定した担当CMからRAIDグループの担当CMを1つ指定できます。 |
注: ディスク自動選択機能を利用するには、V10L50以降のファームウェアが必要です。