DSS ファイルシステムでは、1つのパーティションからなるシングルパーティション構成、または、複数のパーティションを 1つのファイルシステムに割り当てるマルチパーティション構成をとることが可能です。
メタデータ領域、およびアップデートログ領域は、1つのパーティションに集約して配置されます。メタデータ領域が配置されたパーティションを代表パーティションと呼びます。
シングルパーティション構成では、メタデータ領域、アップデートログ領域、ファイルデータ領域を 1つのパーティションにとります。
図C.2 シングルパーティション構成
マルチパーティション構成では、ファイルデータ領域を複数のパーティションで持つことができます。 また、ファイルデータ領域をメタデータ領域から分離してファイルシステムを作成できます。
マルチパーティション構成のうち、代表的なパターンを以下に示します。
ファイルデータ領域に新規パーティションを追加する (ファイルデータ領域追加)
図C.3 ファイルデータ領域追加
ファイルデータ領域を代表パーティションから分離したパーティション構成
図C.4 ファイルデータ領域分離
マルチパーティション構成では、すべてのパーティションに、スーパブロック、パーティション構成情報を保持しています。