DSSファイルシステムの設定では、サーバをホスト名で指定するため、Interstage Information Storageで利用する各サーバにおいて、Interstage Information Storageで利用するすべてのサーバのホスト名を/etc/hostsに設定してください。指定方法は以下のとおりです。
また、ループバックアドレスを表すIPアドレスに対応するホスト名が以下のような記述になっている場合、ループバックアドレスを表すIPアドレスに割り当てられているホスト名を削除し、使用するIPアドレスにホスト名を割り当ててください。
ポイント
オールインワン構成の場合は、この作業を行う必要はありません。
127.0.0.1 [ホスト名] localhost.localdomain localhost
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost [IPアドレス] [ホスト名]
指定形式
IPアドレス ホスト名
パラメタ名 | 設定する値 |
---|---|
IPアドレス | IPアドレスは、サーバのIPアドレスを指定してください。 |
ホスト名 | ホスト名はサーバのホスト名を指定してください。 |
注意
DSSファイルシステムで使用できるIPv6アドレスの種別は、以下の2つです。
ユニークローカルユニキャストアドレス
グローバルユニキャストアドレス
DSSサーバおよびDSSクライアントのIPアドレスの種別は、“7.3.2.4 通信プロトコルの選択”で選択する通信プロトコルに適合させてください。適合しない場合、DSSファイルシステムをマウントできません。
すべてのDSSサーバの/etc/hostsの設定は統一してください。DSSサーバ間で設定が異なる場合、MDSダウンリカバリに失敗して、ファイルシステム閉塞、システムパニックが発生することがあります。