配信フォルダ、配信フォルダ配下の帳票、配信出力先および配信出力先配下の印刷ジョブに、アクセス権を一括で設定(インポート)します。
アクセス権データファイルの詳細については、“5.4 アクセス権の設定(任意)”を参照してください。 |
注意
帳票の登録、印刷などの運用が行われていないことを確認してから、本コマンドを実行してください。
運用中に本コマンドを実行した場合、ログイン中に操作できていたものが操作できなくなる可能性があります。
アクセス権の設定中にエラーが発生した場合は、エラーが発生した行の直前のセクションまでのアクセス権が設定されます。
1つの配信フォルダまたは配信出力先に対して複数のアクセス権が記述されている場合に、アクセス権に1つでも記述誤りがあるときは、対象の配信フォルダまたは配信出力先へのアクセス権の設定は行われません。
形式
コマンドの形式を示します。
lwacimpt -file アクセス権データファイルのパス(絶対パス)
注意
オプションとパラメタの間は、1つ以上の半角空白で区切ります。
同一オプションが2回以上指定された場合は、エラーとなります。
説明
アクセス権の設定を行う場合に必ず指定します。アクセス権データファイルのパスを255バイト以内の絶対パスで指定します。空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のダブルクォーテーション「""」で囲みます。「""」は長さに含みません。
以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。
アクセス権データファイルが存在しない場合
指定されたファイル名がフォルダである場合
本コマンドの実行ユーザに指定されたファイルを開く権限がない場合
アクセス権データファイル内に記述誤りがある場合
復帰値
復帰値については、“16.1.9 環境設定用のコマンドの復帰値”を参照してください。 |
使用例
アクセス権データファイル「C:\work\accessrights.dat」を指定して、アクセス権を設定します。
lwacimpt -file C:\work\accessrights.dat