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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

4.6 帳票印刷のワークユニットの作成

帳票印刷のワークユニットを作成します。


参考

帳票印刷のワークユニットは、サンプルスクリプト(createWUPA.bat)を利用して作成することができます。

サンプルスクリプトの格納場所
  List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\setup\samples

サンプルスクリプトを利用したワークユニット作成手順を以下に示します。

  1. 管理者権限のあるユーザでコマンドプロンプトを起動し、サンプルスクリプトの格納場所にフォルダを移動して、サンプルスクリプトを実行します。

    Windows Server 2008またはWindows Server 2012で実行する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、管理者権限に昇格させたコマンドプロンプトで実行してください。

    例)
      C:\ListWORKS\Distribute\writer\setup\samples> createWUPA.bat
  2. コマンドプロンプト上に、「ワークユニットの作成手順が完了しました。」のメッセージが表示されることを確認します。

    「ワークユニットの作成手順が完了しました」のメッセージの前に、エラーメッセージが出力されている場合は、ワークユニットの作成手順に従って作成してください。

以下に、ワークユニットの作成手順を説明します。

手順1:Interstage管理コンソールの起動

以下の手順で、Interstage管理コンソールを起動します。

  1. Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、Interstage管理コンソールのログイン画面を表示します。

    https://hostname:port/IsAdmin
    hostname

    配信出力サーバを運用するサーバのホスト名を指定します。

    port

    Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。デフォルトは12000です。

    注意

    SSL暗号化通信を使用しない設定を行った場合は、「https」の部分を「http」に置き換えて指定してください。

    Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項については、“付録I Interstage管理コンソールを使用するうえでの留意事項”を参照してください。
  2. 管理者権限を持つユーザIDとパスワードを指定し、【ログイン】ボタンをクリックします。

    →Interstage管理コンソールの画面が表示されます。


手順2:ワークユニットの作成

以下の手順で、ワークユニットの作成を行います。

  1. Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。

  2. 【ワークユニット:状態】画面の【新規作成】タブをクリックします。

  3. ワークユニットの名前を指定します。「簡易設定」の「ワークユニット名」エディットボックスに、「LWDST_W」を指定してください。

    注意

    ワークユニット名に「LWDST_W」以外は、指定しないでください。

  4. 「詳細設定[表示]」をクリックします。

  5. 「IJServer設定[表示]」をクリックします。

  6. ワークユニットタイプを指定します。IJServerタイプから、以下のいずれかを選択してください。

    • WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVMで運用

    • WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用

    • Webアプリケーションのみ運用

  7. 【作成】ボタンをクリックします。

    →「LWDST_W」ワークユニットが作成されます。


手順3:ワークユニットの設定

以下の手順で、ワークユニットの設定を行います。

  1. Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。

  2. 【LWDST_W】をクリックします。

  3. 【LWDST_W: 操作】画面の【環境設定】タブをクリックします。

  4. 「ワークユニット設定[表示]」をクリックします。

  5. プロセス多重度を指定します。「プロセス多重度」エディットボックスに1の値を指定します。

    注意

    1以外の値は、指定しないでください。

  6. クラスパスを指定します。「クラスパス」エディットボックスに、以下のパスを絶対パスで指定します。各クラスパスを指定するときは、行の最後で改行してください。

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\classes\lwdstwtr.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\classes\lwdstcif.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\lnk01\bin\F3JTjavaapi.jar

    • List Worksのインストール先フォルダ\classes\lwtrace.jar

  7. Java バージョンを指定します。
    List Worksの提供媒体に格納されているInterstage Application ServerまたはInterstage Application Server V11をインストールした場合は、「Javaバージョン」コンボボックスから「6」を選択します。
    Interstage Application Server V9またはV10をインストールした場合は、「5.0」を選択します。

  8. JavaVMオプションに以下を記載します。

    -Xms16m -Xmx256m -Dcom.fujitsu.interstage.servlet.request.maxContentLength=25600
  9. 【適用】ボタンをクリックします。

    →「LWDST_W」ワークユニットが設定されます。


手順4:Webアプリケーションの配備

以下の手順で、Webアプリケーションを配備します。

  1. Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。

  2. 【LWDST_W】をクリックします。

  3. 【LWDST_W: 操作】画面の【配備】タブをクリックします。

  4. 配備ファイルに、「ファイルをアップロードして配備する」を選択し、以下のファイルを指定します。

      List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\classes\lwdst-writer.war
  5. 「起動指定」の「配備完了後、ワークユニットを起動する」チェックボックスのチェックをはずしてください。

  6. 「詳細設定[表示]」をクリックします。

  7. 「Web アプリケーション設定[表示]」をクリックします。

  8. Web アプリケーション名に、「lwdst-writer」が指定されていることを確認します。

    注意

    Webアプリケーション名は、「lwdst-writer」以外は指定しないでください。

  9. 【配備】ボタンをクリックします。

    →Webアプリケーションが配備されます。