配信管理サーバにログオンしてからログオフするまでの時間をセションと呼びます。利用者からのアクセスがない状態が有効時間を超えると、自動的にセションが終了し、切断されます。
セションの有効時間(省略値:10分)は、運用にあわせて変更することができます。
セションの有効時間を変更する場合は、以下のファイルを編集します。
ListGateway.propertiesファイル
格納場所:List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\gui\property配下
注意
セションが切断された状態で操作を続行すると、画面に「ログイン状態でない、またはタイムアウトが発生しました。」というメッセージが表示されます。頻繁に、このメッセージが表示される場合は、セションの有効時間を大きくしてください。ただし、セションの有効時間を大きくすると、配信管理サーバの負荷は高まります。
ログアウトボタンを押さないで、Webブラウザの×ボタンを押してWebブラウザを終了した場合、セションの有効時間の間、セションは保持されてしまいます。ログアウトボタンを押してから、Webブラウザの×ボタンを押してWebブラウザを終了するようにしてください。
注意
ListGateway.propertiesファイルを編集する時は、以下の注意が必要です。
ListGateway.propertiesファイルの格納先フォルダは削除および変更しないでください。
定義名で、指定範囲外の値を指定した場合は、省略値で動作します。
1行1項目で指定してください。
定義名の値の後に、続けて全角の空白文字や半角の空白文字を入力しないで改行してください。
コメントを記述する場合は、行頭に「#」を記述してください。
行は削除しないでください。また、定義名を変更しないように注意してください。
シフトJISコードで記述してください。
ListGateway.propertiesファイルに定義する定義名を以下に示します。
定義名 | 説明 | 省略値 |
---|---|---|
セションの有効時間を秒単位で指定します。アクセスがない状態が有効時間を超えると、自動的にセションが終了し、切断されます。 指定の範囲は、1~2147483647秒です。 | 600 |
参考
編集内容を有効にするには、配信操作画面のワークユニット(LWDST_MGUI)を再起動します。
配信操作画面のワークユニットの起動/停止用に、サンプルスクリプトが用意されています。
配信操作画面ワークユニットの起動/停止用のサンプルスクリプトについては、“10.1.2 配信管理サービスの開始/停止”を参照してください。 |