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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

3.6.1 Symfowareのネーミングサービスの登録と起動

以下の手順で、サービス「Symfoware JDBC Naming Service」をWindowsのサービスに登録し、起動します。管理者権限のあるユーザで行います。

手順1:環境変数の設定<Symfoware Server V10またはV11の場合>

Symfoware V10またはV11を使用する場合は、以下の手順でシステム環境変数を設定します。

  1. 【スタート】メニューから「コントロールパネル」をクリックします。

    →【コントロールパネル】ウィンドウが表示されます。

  2. 【コントロールパネル】ウィンドウの「システム」をクリックします。

    →【システム】ウィンドウが表示されます。

  3. コンソールツリーで【システムの詳細設定】をクリックします。

    →【システムのプロパティ】ダイアログボックスが表示されます。

  4. 【詳細設定】タブにある【環境変数】ボタンをクリックします。

    →【環境変数】ダイアログボックスが表示されます。

  5. 「システム環境変数一覧」で「CLASSPATH」を選択し、【編集】ボタンをクリックします。

    →【システム変数の編集】ダイアログボックスが表示されます。

  6. 「変数値」の先頭にカーソルを移動して以下を追加し、【OK】ボタンをクリックします。

    Symfowareデータベースのインストール先フォルダ\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar;
    例:C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar;

    注意

    環境変数CLASSPATHがシステムの有効長を超える場合は、不要なパスやアプリケーションを削除し、必要な領域を確保してください。

  7. 【環境変数】ダイアログボックスの【OK】ボタンをクリックします。

  8. 【システムのプロパティ】ダイアログボックスの【OK】ボタンをクリックします。

  9. コンピュータを再起動します。

手順2:Symfowareのネーミングサービス登録

  1. 管理者権限のあるユーザでコマンドプロンプトを起動し、symjddefnsコマンドを実行します。

    Windows Server 2008またはWindows Server 2012で実行する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、管理者権限に昇格させたコマンドプロンプトで実行してください。

    記述形式
    >symjddefns -add -jdk JDKのインストール先フォルダ [-port xxxx]
    -jdk オプション

    JDKのインストール先フォルダは、絶対パスで指定します。

    -port オプション

    ネーミングサービスの使用するポート番号を指定してください。

    Windows Server 2003の場合は、5001~49151の範囲内で、未使用の値を指定してください。

    Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2またはWindows Server 2012の場合は、1024~49151の範囲内で、未使用の値を指定してください。

    -portオプションを省略すると、ポート番号には10326が使用されます。

    symjddefnsコマンドの詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。
    使用例
    >symjddefns -add -jdk C:\Interstage\JDK6

    参考

    ポート番号は、List Worksサーバ内でのみ使用するため、ファイアウォールの設定は不要です。

  2. コマンドプロンプト上に、「サービス Symfoware JDBC Naming Service を登録しました。」のメッセージが表示されることを確認します。

手順3:Symfowareのネーミングサービスの起動

  1. 【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】をクリックします。

    →【サービス】ダイアログボックスが表示されます。

  2. サービス名「Symfoware JDBC Naming Service」を選択して、プロパティ画面を表示します。

  3. プロパティ画面で【開始】ボタンをクリックし、【OK】ボタンをクリックします。