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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

1.5.8 配信フォルダの共有運用<EEのみ>

配信フォルダ内の資源を共有ディスクに一元管理し、複数のサーバから共有できます。

複数台のList Worksサーバで処理させることによって、個々のList Worksサーバの負荷を分散できます。

また、1台のList Worksサーバがダウンした場合でも、Web配信操作クライアントから配信管理サーバに再度ログインすることで、帳票の印刷配信の運用を停止させることなく継続できます。


配信フォルダの共有運用では、負荷分散装置を利用して複数のList Worksサーバで運用します。配信フォルダの共有運用ができるサーバは10台までです。それぞれのList Worksサーバには、リスト管理サーバおよび配信管理サーバをインストールします。

配信出力サーバおよび共有ディスクは、List Worksサーバとは別サーバに配置します。

データベースサーバは、List Worksサーバ上に作成することも可能ですが、以下を推奨します。

注意

  • 配信フォルダの共有運用を行う場合、すべてのList Worksサーバに同じバージョンレベルのList Worksがインストールされている必要があります。

  • 11台以上のList Worksサーバで運用する場合は、製品をご購入された際の販売会社または弊社の担当営業・SEにご相談ください。


配信フォルダの共有運用のための環境設定については、“3.4.4 配信フォルダの共有運用の準備<EEのみ>”および“3.9 配信管理サーバの環境設定”を参照してください。