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Interstage List Works V10.3.0 メッセージ集
FUJITSU Software

1.3 List Worksサーバのシステムログ <Solaris版のみ>

Solaris版では、以下の処理において発生したエラーを、List Worksサーバのシステムログに出力します。

ただし、サーバ動作環境ファイル(lvsvenv)のSYSLOGキーワード(システムログへの出力)において、0(出力しない)を設定している場合は、システムログに情報は出力されません。

参考

サーバ動作環境ファイルの内容は、lvlstenvコマンド(サーバ動作環境ファイルの内容一覧作成)により確認することができます。

lvlstenvコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。また、サーバ動作環境ファイルの設定を変更する方法は、“環境構築手引書”を参照してください。

ここでは以下の項目について説明します。

システムログの格納場所

システムログは、以下のファイルに出力されます。

/var/adm/messages

システムログの形式

システムログに格納されるエラーメッセージは、以下のような形式をしています。

メッセージ本文には、以下のメッセージが表示されます。

種別

メッセージ

重大エラー

Serious abnormality occurred. Detail Code = nnnnnnnn (注1)

エラー

Abnormality occurred. Detail Code = nnnnnnnn (注1)

登録エラー

Abnormality occurred by registration process. Message No = nnnn (注2)

警告エラー

Keep file num is over. Look at ListLog.csv. (注3)

1

「Detail Code = nnnnnnn」のnnnnnnnnには詳細コードが出力されます。

詳細コードは、“4.2.1 リスト管理サーバが出力する詳細コード”を参照してください。
2

「Message No = nnnn」のnnnnにはメッセージの番号が出力されます。

メッセージの番号、および番号に該当するメッセージの説明については、“3.1 リスト管理サーバのメッセージ<Solaris版のみ>”を参照してください。
3

警告エラーはlvchklsnコマンドの実行時のみ、出力されます。


なお、エラー発生時の調査においては、リスト管理サーバの実行履歴も参照してください。

注意

  • システムログに出力されるのは、List Worksクライアントからリスト管理サーバへの会話時、印刷データの登録時、およびlvchklsnコマンドの実行時です。そのほかのコマンド実行時は出力されません。

  • 帳票表示時などにエラーが発生した場合は、システムログへの出力、および画面メッセージの出力のみが行われ、リスト管理サーバの実行履歴にはログが出力されない場合があります。