Solaris版では、以下の処理において発生したエラーを、List Worksサーバのシステムログに出力します。
帳票の登録処理
List Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中の処理
ただし、サーバ動作環境ファイル(lvsvenv)のSYSLOGキーワード(システムログへの出力)において、0(出力しない)を設定している場合は、システムログに情報は出力されません。
参考
サーバ動作環境ファイルの内容は、lvlstenvコマンド(サーバ動作環境ファイルの内容一覧作成)により確認することができます。
lvlstenvコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。また、サーバ動作環境ファイルの設定を変更する方法は、“環境構築手引書”を参照してください。 |
ここでは以下の項目について説明します。
システムログの格納場所
システムログの形式
システムログの格納場所
システムログは、以下のファイルに出力されます。
/var/adm/messages
システムログの形式
システムログに格納されるエラーメッセージは、以下のような形式をしています。
メッセージ本文には、以下のメッセージが表示されます。
種別 | メッセージ |
---|---|
重大エラー | Serious abnormality occurred. Detail Code = nnnnnnnn (注1) |
エラー | Abnormality occurred. Detail Code = nnnnnnnn (注1) |
登録エラー | Abnormality occurred by registration process. Message No = nnnn (注2) |
警告エラー | Keep file num is over. Look at ListLog.csv. (注3) |
「Detail Code = nnnnnnn」のnnnnnnnnには詳細コードが出力されます。
詳細コードは、“4.2.1 リスト管理サーバが出力する詳細コード”を参照してください。 |
「Message No = nnnn」のnnnnにはメッセージの番号が出力されます。
メッセージの番号、および番号に該当するメッセージの説明については、“3.1 リスト管理サーバのメッセージ<Solaris版のみ>”を参照してください。 |
警告エラーはlvchklsnコマンドの実行時のみ、出力されます。
なお、エラー発生時の調査においては、リスト管理サーバの実行履歴も参照してください。
注意
システムログに出力されるのは、List Worksクライアントからリスト管理サーバへの会話時、印刷データの登録時、およびlvchklsnコマンドの実行時です。そのほかのコマンド実行時は出力されません。
帳票表示時などにエラーが発生した場合は、システムログへの出力、および画面メッセージの出力のみが行われ、リスト管理サーバの実行履歴にはログが出力されない場合があります。