仕分けテストログは、テストモードで運用したときに出力されるログ情報です。ログ情報はCSV形式で出力されます。
オープン帳票を対象とした場合のログ情報について説明します。
(1) 出力場所
仕分けログ(Prtastlog.csv)の格納先(List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Log)配下の、以下のサブフォルダに出力されます。
仕分け定義ファイル名_xx 仕分け定義ファイル名:拡張子「.ast」を除いたファイル名 xx:00から始まる2桁の通し番号
同じ仕分け定義ファイルに対して、テストモードで仕分け処理が実行された場合に、通し番号に1を加えた新しいフォルダが作成されます。以後、同じ仕分け定義ファイルに対して、テストモードで仕分けを実行する度に通し番号に1を加えた新しいフォルダが作成されます。
通し番号が99になった場合は、新しいフォルダは作成されません。必要なフォルダは別名でバックアップをとり、不要なフォルダおよびフォルダ配下のファイルを削除してください。再度同じ仕分け定義ファイルに対してテストモードで仕分け処理を実行した場合は、空きの発生した小さい番号の通し番号でフォルダが作成されます。
List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Log─┬─仕分け定義ファイル名_xx ├─仕分け定義ファイル名_xx ├─仕分け定義ファイル名_xx :
(2) ファイル名
testlog_xxxx.csv xxxx:0000から始まる4桁の通し番号
ログの出力が1万行(先頭行の見出し行を除く)を超えた場合に、通し番号に1を加えてファイルを分割します。以後、1万行を超えるごとに、通し番号に1を加えてファイルを分割します。
通し番号が9999を超えた場合、それ以降のログはファイルに出力されません。
(3) 出力項目
帳票単位に、以下の項目がCSV形式で出力されます。「ページ数」および「CMレコードの行番号」以外の項目は、二重引用符でくくられます。
項目 | 説明 |
---|---|
ページ数 | 仕分け後の帳票のページ数が出力されます。 |
配信先ホスト名 | 配信先のホスト名(CMレコードで指定した値)が出力されます。 |
受信フォルダ名 | 配信先サーバの受信フォルダ名(CMレコードで指定した値)が出力されます。 |
保管フォルダ名 | KF/KCレコードのキー名LV-DB-PATHまたはDB-PATHで定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
帳票名 | KF/KCレコードのキー名LV-TITLEまたはTITLEで定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
作成者名 | KF/KCレコードのキー名LV-MAKERまたはMAKERで定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
コメント | KF/KCレコードのキー名LV-STITLEまたはSTITLEで定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
備考1 | KF/KCレコードのキー名LV-STITLE1またはSTITLE1で定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
備考2 | KF/KCレコードのキー名LV-STITLE2またはSTITLE2で定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
備考3 | KF/KCレコードのキー名LV-STITLE3またはSTITLE3で定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
備考4 | KF/KCレコードのキー名LV-STITLE4またはSTITLE4で定義された値が出力されます。定義が省略されている場合は、前後の二重引用符のみ出力されます。 |
CMレコードの行番号 | 仕分け条件に一致したCMレコードの、仕分け定義ファイルでの行番号(1~)が出力されます。 |
分割条件1 | RSレコードの分割条件により抽出したデータ(文字列またはオーバレイ名、1つ目の定義)が出力されます。 |
分割条件2 | RSレコードの分割条件により抽出したデータ(文字列またはオーバレイ名、2つ目の定義)が出力されます。 |
分割条件3 | RSレコードの分割条件により抽出したデータ(文字列またはオーバレイ名、3つ目の定義)が出力されます。 |
分割条件4 | RSレコードの分割条件により抽出したデータ(文字列またはオーバレイ名、4つ目の定義)が出力されます。 |
分割条件5 | RSレコードの分割条件により抽出したデータ(文字列またはオーバレイ名、5つ目の定義)が出力されます。 |
注意
「印刷フォルダ」および「配信フォルダ」の情報は出力されません。
(4) 出力例
以下の仕分けイメージおよび仕分け定義ファイルを使用した場合の、仕分けテストログの出力例について説明します。
帳票の各ページに以下の情報が各位置に存在します。
支店名 :左上座標(576,480)、右下座標(1440,720) 帳票種別:左上座標(720,960)、右下座標(1872,1200)
SM,1,TEST, * SC,LISTVIEW, KF,DB-PATH, C:\支店A\%PrintASSORT%RS-KEY001%, ←1.帳票の格納先を指定します CM,*,rcv,1, CC,STRC,支店A,576,480,1440,720,, ←2.「支店A」で仕分けます RS,STRC,720,960,1872,1200,RS-KEY001, ←3.「帳票種別」で分割します * SC,LISTVIEW, KF,DB-PATH, C:\支店B\%PrintASSORT%RS-KEY002%, ←1.帳票の格納先を指定します CM,*,rcv,1, CC,STRC,支店B,576,480,1440,720,, ←2.「支店B」で仕分けます RS,STRC,720,960,1872,1200,RS-KEY002, ←3.「帳票種別」で分割します * SC,LISTVIEW, KF,DB-PATH, C:\支店C\%PrintASSORT%RS-KEY003%, ←1.帳票の格納先を指定します CM,*,rcv,1, CC,STRC,支店C,576,480,1440,720,, ←2.「支店C」で仕分けます RS,STRC,720,960,1872,1200,RS-KEY003, ←3.「帳票種別」で分割します
仕分け定義ファイルの定義内容を説明します。
帳票を格納する保管フォルダ名として、「支店名」と「帳票種別」を使用します。
「支店名」をキーに、仕分け条件として「支店A」、「支店B」、「支店C」で仕分けます。
さらに、「帳票種別」で分割します。