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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

B.1 調査資料の採取方法

本製品を使用しているシステムで問題が発生した場合は、以下の資料を採取します。

初期調査資料

発生した問題の原因の初期切分けを行うのに必要な資料です。
資料のサイズは、電子メールなどで簡単に送付できるサイズです。
問題が発生した場合は速やかに採取し、当社技術員に連絡してください。

詳細調査資料

初期調査資料だけで原因を特定できることもありますが、発生した問題によっては、さらに多くの調査資料が必要になる場合があります。初期調査資料だけで原因を特定できなかった場合の詳細調査に必要な資料です。
当社技術員から依頼があった場合、採取した調査資料を渡してください。

注意

  • 時間が経過すると、調査に必要な情報が失われる可能性があります。問題が発生した場合は、速やかに調査資料を採取してください。

  • 以下のファイルシステムに調査資料を採取する場合、ファイルシステムの空き領域が枯渇しないように注意してください。

    OS種別

    使用に注意が必要なファイルシステム

    Windows

    環境変数 TEMP に設定されているファイルシステム

    Solaris OS、
    Linux、
    HP-UX、
    AIX

    "/"、"/var"、"/tmp" などのファイルシステム

    実行するコマンドのオプションで採取先ディレクトリを指定する場合も、空き領域が十分にあることを確認してください。

  • 調査資料として、200KB ~ 5MB 程度(-all オプション指定時は、最大 30MB 程度)のファイルが作成されます。ただし、一時的に 5MB ~ 30MB(-all オプション指定時は 30MB ~ 80MB)程度の空き容量が必要です。
    どれも目安であり、資料を採取する環境によって変動します。