ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

A.4 perf.confパラメーター説明

ストレージ性能管理の詳細設定ファイルとして以下に格納されています。

マネージャーのOS種別

絶対パス名

Windows

$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perf.conf
($ENV_DIR は、マネージャーをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf


設定ファイルの反映方法

設定ファイルを変更した場合、Webコンソールで設定ファイルの更新を実施するか、マネージャーを再起動してください。当設定ファイルの内容が本製品に反映されます。

参考

  • 性能管理では、設定ファイルを4時間に1回参照し自動的に本製品へ反映します。そのため、設定ファイルの内容を更新後に、上記手順を実施していない場合も、設定内容を自動的に本製品へ反映します。

  • 性能管理で保持する性能データの日数を変更した場合、保持日数を過ぎた性能データを削除します。Webコンソールで設定ファイルの更新を実施した場合、性能データの削除に時間がかかることがあります。


カスタマイズ

注意

  • 保持日数を延長する場合、メモリまたはディスク容量が不足することで、運用が停止する可能性があります。保持日数を延長する場合は十分注意し、メモリ容量および動的ディスク容量を確保してください。特に、PERF_DATA_KEEP_DAYS に 0 を設定すると、性能情報を削除する処理が停止するため、定期的にメモリまたはディスク容量を確認してください。

  • ログファイル設定の世代数を増加させる場合、メモリまたはディスク容量が不足することで、運用が停止する可能性があります。世代数を変更する場合は十分注意し、メモリ容量および動的ディスク容量を確保してください。

  • 稼働 Disk 数・消費電力・温度の性能管理を行う場合、性能監視間隔内で性能情報を取得できない可能性があります。必要に応じて性能監視間隔の見直しを行ってください。

PERF_DATA_KEEP_DAYS

性能データを保持する日数を指定します。保持日数を過ぎると自動的に削除します。

値を0に設定した場合削除はしません。なお、保持日数には当日は含まれません。

デフォルトは7日で以下のように定義されています。必要に応じて変更してください。

PERF_DATA_KEEP_DAYS = 7;
LOG_ROTATION

性能関連のログファイル(perflog.*)の世代数を、10進数で指定します。

デフォルトは 2 です。2 の場合、perflog.0 と perflog.1 の 2世代で循環します。

例:5世代で循環する場合
LOG_ROTATION = 5;
ログファイルの格納場所

マネージャーのOS種別

格納ディレクトリ

Windows

$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current
($TMP_DIR は、マネージャーをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/var/opt/FJSVssmgr/current

ENABLED_ECO_MODE

稼働 Disk 数・消費電力・温度の性能管理の有無を指定します。稼働 Disk 数・消費電力・温度の性能管理を行う場合は true を、行わない場合は false を指定します。デフォルトは true です。

例:稼働 Disk 数・消費電力・温度の性能管理を行う場合
ENABLED_ECO_MODE = true;
ENABLED_PORT_ISCSI

ETERNUS ディスクアレイのiSCSIポートの性能管理の有無を指定します。iSCSIポートの性能管理を行う場合は true を、行わない場合は false を指定します。デフォルトは true です。

例:iSCSIポートの性能管理を行う場合
ENABLED_PORT_ISCSI = true;