名前
agentsnap - Storage Cruiserエージェントの調査資料の採取
形式
agentsnap -dir dirname [-all]
agentsnap [-dir dirname] [-all]
コマンドパス
$INS_DIR\ESC\Agent\sbin\agentsnap
($INS_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVssage/sys/agentsnap
機能説明
Storage Cruiserエージェントの調査資料を採取するコマンドです。
コマンドを実行するには、Windows環境の場合はAdministratorsグループのユーザーであること、Solaris/Linux環境の場合はOSの管理者(root)権限が必要です。
Storage Cruiserエージェントで何らかの問題が発生した場合に、調査資料を採取するために使用します。採取した資料は、当社技術員(SE)に渡してください。
オプション
調査資料を格納するディレクトリを、dirnameに指定します。
Windows環境の場合は、ドライブ文字から始まるフルパス名(100バイトまで)を指定してください。
Solaris/Linux環境の場合は、フルパス名を指定してください。本オプション省略時は、/tmpディレクトリ配下に資料が採取されます。
調査資料は、Windows環境では“agentsnap_”で始まるディレクトリに、Solaris/Linux環境では“agentsnap_”で始まるファイルにまとめられます。本コマンド実行前に、dirnameに以下の空き容量があることを確認してください。
採取資料の種類 | 必要な空き容量 |
---|---|
初期調査資料 | 10MB以上 |
詳細調査資料 | 30MB以上 |
調査に必要なすべての調査資料を採取します。本オプションを指定すると、採取される資料の容量が大きくなります。トラブルの初期調査(切分け)のために資料を採取する場合、本オプションの指定は不要です。
使用例
初期調査用資料を、D:\tempディレクトリに採取します。
> agentsnap -dir D:\temp
初期調査用資料を採取します。
> agentsnap