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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

11.2.1 setagtip (エージェント情報変更コマンド)

名前

setagtip - Storage Cruiserエージェント情報の変更


形式

setagtip [-i ipaddr]

コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\ESC\Agent\bin\setagtip

($INS_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris環境、Linux環境、HP-UX環境、AIX環境
/opt/FJSVssage/bin/setagtip

機能説明

Storage Cruiserエージェントの情報を設定します。
コマンドを実行するには、Windows環境の場合はAdministratorsグループのユーザーであること、Solaris/Linux/HP-UX/AIX環境の場合はOSの管理者(root)権限が必要です。

Storage Cruiserエージェントの起動IPアドレスを変更したい時、IPアドレスを指定して情報を設定します。


オプション

-i ipaddr

運用管理サーバから通信できるサーバノードのIPアドレスを指定します。Storage Cruiserエージェントの起動IPアドレスが、指定したIPアドレスに設定されます。
本オプション省略時は、現在の設定情報を表示します。

IPv6アドレスを指定する場合は、グローバルアドレスを指定してください。

IPv6アドレスの表示形式について、WebコンソールはRFC5952に準拠してIPアドレスを表示します。このため、本コマンドで指定した内容と異なる場合があります。


使用例

注意事項

指定したIPアドレスからホスト名を解決できない場合は、以下のような結果が出力されます。指定したIPアドレスまたはネットワーク定義(hosts、DNSなど)に誤りがないか確認し、コマンドを再実行してください。

IP Address = IPアドレス : Host's Name is not found.