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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

4.9 ETERNUS VX700 series 仮想化環境向けストレージ

本製品は、ETERNUS VX700 seriesに対して、障害管理(SNMPトラップ監視だけ)をサポートします。

  1. ネットワークへの接続

    ETERNUS VX700 seriesをネットワークに接続するための設定を実施し、ネットワークに接続してください。設定方法の詳細は、装置に付属のマニュアルを参照してください。

  2. SNMPトラップ設定

    ETERNUS VX700 seriesのSNMPトラップが運用管理サーバに送信されるように、装置のSNMPトラップ送信先設定を実施してください。運用管理サーバがクラスタ構成の場合は、クラスタの論理IPアドレスを設定する必要があります。

  3. 装置の登録

    5.2.6 手動組込み装置の登録方法」を参照して、装置を登録してください。
    登録操作において、装置のIPアドレスを設定してください。

注意

障害管理(SNMPトラップ監視)について、標準では、警告イベントおよびエラーイベントだけを対象としています。ETERNUS VX700 seriesのテストSNMPトラップ機能では、情報イベントが通知されます。テストSNMPトラップ機能でイベントの動作確認を行う場合など、情報イベントを対象とするためには、以下のようにSNMPトラップXML定義ファイルを編集してください。

  • 編集ファイル

    1_3_6_1_4_1_211_1_21_4_1_50.xml

  • 編集内容

    編集前:<TrapType type="ST5" flag="0000000" level="I" msg="%s: %s: %s">

    編集後:<TrapType type="ST5" flag="1001111" level="I" msg="%s: %s: %s">

SNMPトラップXML定義ファイルの編集方法は、「A.6 SNMPトラップ XML定義ファイル説明」を参照してください。