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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

4.8.1 テープライブラリ装置 ETERNUS LT250/LT270

本製品は、ETERNUS LT250およびETERNUS LT270に対して、性能監視を除くすべての機能をサポートします。

ただし、装置自動検出機能はありません。ETERNUS LT250、ETERNUS LT270の装置検出は、装置検索で装置のIPアドレスを入力して実行します。

  1. ネットワークへの接続

    ETERNUS LT250、ETERNUS LT270をネットワークに接続するための設定を実施し、ネットワークに接続してください。
    その際に、SNMPエージェント機能を立ち上げてください。
    設定方法の詳細は、ETERNUS LT250、ETERNUS LT270に付属のマニュアルを参照してください。

  2. SNMP環境設定のCommunity設定

    Community名(GET)をpublicに設定してください。
    Community名は変更できます。変更する場合は、「付録A カスタマイズ」を参照してください。

  3. SNMP(エージェント)環境設定の装置の名前(SysName)

    ETERNUS LT250、ETERNUS LT270管理用のニックネームをここに登録してください。
    本製品は、この値をSysNameとして使用します。

  4. SNMPトラップ設定

    マネージャーは、装置登録時のSNMPトラップの送信先設定を装置に追加しません。
    ETERNUS LT250、ETERNUS LT270の管理ソフトウェアを使用して、SNMPトラップの送信先を、本製品が起動している運用管理サーバのIPアドレスに設定してください。
    運用管理サーバがクラスタ構成の場合は、クラスタの論理IPアドレスを設定する必要があります。

  5. アクセスパス設定・表示

    本製品は、ETERNUS LT250、ETERNUS LT270のファイバーチャネルインターフェースの設定を実施しません。
    SwitchZoningやサーバノード側ストレージアフィニティによるアクセスパスの表示を実施します。
    ファイバーチャネルインターフェースの設定をする場合は、ETERNUS LT250、ETERNUS LT270の管理ソフトウェアを使用してください。