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ETERNUS SF Express 15.3/ Storage Cruiser 15.3 イベント説明書
ETERNUS

1.1.1 Solaris OSサーバノード(ホスト)のイベントの説明

マルチパスの非同期イベント(SNMPトラップ) (サーバノードのエージェントバージョンが 1.x の場合)

障害事象

レベル

イベント表示 (注)

対処方法

1パス閉塞

Error

mpType access path(pathName) fault

マルチパスドライバの説明書を参照し対応してください。一般的には、ストレージ装置、ケーブルの接続確認などが必要です。

全パス閉塞

Error

mpType access path(pathName) fault and no more path

マルチパスの非同期イベント(SNMPトラップ)がマネージャーに通知されたが、マネージャーは当該マルチパスの情報を管理していない。
(サーバノードの装置検索後、マネージャーのアンインストール・インストールを実施した場合などに発生することがあります。)

Error

Multi path(Controller number) fault

当該非同期イベント(SNMPトラップ)に関連するサーバノードの装置検索を実施してください。

注: mpType にはマルチパスの種別(MPLBまたはMPHD)が、pathName にはマルチパス制御用デバイスパス(c1t1など)が、number にはコントローラー番号(No.2など)が表示されます。


監視キーワードによる非同期イベント

監視キーワードでシステムメッセージファイル /var/adm/messages を監視し、監視キーワードに一致するメッセージが出力されると、監視キーワードに対応したレベルでマネージャーに非同期イベントを通知します。この時、監視キーワードの一致したメッセージがそのままマネージャーに通知されます。なお、メッセージの監視時間(Correlation.iniパラメーターのPollingTime)の間で同一メッセージの非同期イベントは、1回だけマネージャーに通知されます。

ホスト名変更通知イベント

マネージャーは、ホスト名で各サーバノードを識別します。ホスト名が変更されると、サーバノードを正しく識別できなくなり、下記のイベントが通知されます。

事象

レベル

イベント表示 (注)

対処方法

サーバノードのホスト名が変更された。

Warning

hostname of server node(ipAddress) has been changed from server-A to server-B

イベント表示されているIPアドレスのサーバのホスト名が server-B に変更されています。設定を server-A に戻してください。ホスト名は/etc/inet/hostsファイルに設定されているので、このファイルを編集してください。

注: ipAddress には対象サーバノードのIPアドレスが、server-A には対象サーバノードに以前設定されていた名前が、server-B には対象サーバノードに現在設定されている名前が表示されます。