[名称]
[形式]
表単位のレプリケーションによる格納の場合
lxstrdb -s DBサービスグループ名 -t OUTTABLE識別名 [ -u データベース・アクセス・ユーザ名/パスワード ] [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリ名 ] [ -l 入力ファイル名 ]
グループ単位のレプリケーションによる全件格納の場合
lxstrdb -s DBサービスグループ名 -r レプリケーショングループ名 -t OUTTABLE識別名 [ -u データベース・アクセス・ユーザ名/パスワード ] [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリ名 ] [ -l 入力ファイル名 ]
グループ単位のレプリケーションによる差分格納の場合
lxstrdb -s DBサービスグループ名 -r レプリケーショングループ名 [ -u データベース・アクセス・ユーザ名/パスワード ] [ -d DB動作環境定義ファイル配置ディレクトリ名 ] [ -l 入力ファイル名 ]
[機能説明]
データベースから抽出されたデータを各種データベースに格納します。
[オプションの意味]
グループ単位の場合、全複写または一括差分複写の対象となるレプリケーショングループ名を指定します。ここでいうレプリケーショングループ名とは、DBサービス定義でのREPLICAGROUP定義文のNAMEオペランドの指定値です。
表単位のレプリケーションの場合、全複写または一括差分複写の対象となるDBサービス定義のOUTTABLE識別名を指定します。
グループ単位のレプリケーションの場合、全複写の対象となるDBサービス定義のOUTTABLE識別名を指定します。
DB動作環境定義ファイルを配置したディレクトリ名を237バイト以内の文字列で指定します。本オプションを省略した場合は、環境変数LXDBENVの指定値が採用されます。本オプションを指定するとき、本オプションで指定したディレクトリ配下の以下のファイル名をDB動作環境定義ファイルとして使用します。
表単位のレプリケーションの場合
DBサービスグループ名.OUTTABLE識別名
グループ単位のレプリケーションによる全件格納の場合
DBサービスグループ名.OUTTABLE識別名
グループ単位のレプリケーションによる差分格納の場合
DBサービスグループ名_レプリケーショングループ名
その他のオプションについては、“Linkexpress コマンドリファレンス”を参照してください。
[注意事項]
グループ単位のレプリケーションの場合に、lxstrdbコマンドが8以上の復帰値で異常終了した場合、以下のコマンドを実行し環境の復旧を行ってください。
lxrstsv -s DBサービスグループ名 -rレプリケーショングループ名
lxrstsv -s DBサービスグループ名
表単位のレプリケーションの場合に、lxstrdbコマンドが8以上の復帰値で異常終了した場合、以下のコマンドを実行し環境の復旧を行ってください。
lxrstsv -s DBサービスグループ名 -t OUTTABLE識別名
lxrstsv -s DBサービスグループ名
Symfoware/RDBのデータベースの文字コード系が“EUC-S90”の場合は、Symfoware/RDBの以下の環境変数を設定してください。各環境変数の詳細は、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。また、各環境変数とLinkexpressのDB連携機能の関係については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
表単位のレプリケーションの場合について、以下の点に注意してください。
グループ単位のレプリケーションの場合で、Symfoware/RDBへ差分格納する場合は、以下の設定を行ってください。
Symfoware/RDBの動作環境ファイルに“MAX_SQL”を指定し、指定値に“レプリケーショングループに属するDBサービス定義の数×4”以上の値を指定してください。
Symfoware/RDBの動作環境ファイルに“MAX_SQL”を指定した場合、LinkexpressのDB動作環境定義の“PREPARE_MAX”に“レプリケーショングループに属するDBサービス定義の数”を指定することを推奨します。
Symfoware/RDBの動作環境ファイルに“MAX_SQL”を指定した場合、同一ファイルに“OPL_BUFFER_SIZE”も指定してください。指定値については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。
グループ単位のレプリケーションの場合で、Symfoware/RDBへ格納する場合は、以下の点に注意してください。
グループ単位のレプリケーションによる差分格納を行う場合、Symfoware/RDBの動作環境ファイルに指定した“MAX_SQL”の値が、“レプリケーショングループに属するDBサービス定義の数×4”未満の場合、または“MAX_SQL”が省略された場合、DB14012とともに以下のSymfoware/RDBのメッセージを出力して、本コマンドが異常終了することがあります。
“JYP2008E 同時に操作できるSQL文の数を超えました”
なお、LinkexpressのDB動作環境定義の“PREPARE_MAX”を格納先の表の数より小さい値で指定することで回避することも可能です。ただし、この場合は、コマンドの実行性能が劣化します。
LinkexpressのDB動作環境定義の“LOCK_TARGET”に“RECORD”を指定した場合で、Symfoware/RDBの動作環境ファイルに“DSO_LOCK”を指定または環境変数“RDBDSO”を指定した場合、本コマンドは異常終了します。
グループ単位のレプリケーションによる差分格納を行う場合、Symfoware/RDBの動作環境ファイルに指定した“OPL_BUFFER_SIZE”の値が小さい場合や、“OPL_BUFFER_SIZE”を省略した場合、DB14012とともに以下のSymfoware/RDBのメッセージを出力して、本コマンドが異常終了することがあります。
“JYP2222E SQL文を実行するための情報を保持できません”
なお、LinkexpressのDB動作環境定義の“PREPARE_MAX”を格納先の表の数より小さい値で指定することで回避することも可能です。ただし、この場合は、コマンドの実行性能が劣化します。
グループ単位のレプリケーションの場合で、Oracleへ差分格納する場合は、以下の設定を行ってください。
Oracleの初期化パラメータにパラメータ“OPEN_CURSORS”を指定し、指定値に“レプリケーショングループに属するDBサービス定義の数×4”以上の値を指定してください。
グループ単位のレプリケーションの場合で、Oracleへ格納する場合は、以下の点に注意してください。
グループ単位のレプリケーションによる差分格納を行う場合、Oracleの初期化パラメータにおける“OPEN_CURSORS”の指定した値が、“レプリケーショングループに属するDBサービス定義の数×4”未満の場合や、“OPEN_CURSORS”が省略された場合、DB14012とともにOracleのメッセージを出力して、本コマンドが異常終了することがあります。
なお、LinkexpressのDB動作環境定義の“PREPARE_MAX”を格納先の表の数より小さい値で指定することで回避することも可能です。ただし、この場合は、コマンドの実行性能が劣化します。
その他の注意事項については、“Linkexpress コマンドリファレンス”を参照してください。
[復帰値]
“Linkexpress コマンドリファレンス”を参照してください。