[名称]
[形式]
lxrpostr [ -m { n | q } ] [ -u レプリケーション管理者/パスワード ]
[機能説明]
Linkexpress Replication optionの起動を行います。
[オプションの意味]
起動モードを指定します。本オプションを省略した場合、“-m n”を指定したものとみなされます。
n:差分ログ収集が開始状態になっている抽出定義がある場合には、差分ログ収集スケジュールが実施されます。これにより、前回の起動時に仕掛かり中であった差分ログと、停止中に更新された差分ログが差分ログファイルに出力されます。差分ログ収集スケジュールについては“3.3.5.5 レプリケーションの起動”を参照してください。
q:起動処理で差分ログ収集の開始処理が実施されません。これにより高速に起動することができます。
レプリケーションの管理者とパスワードをそれぞれ30バイト以内で“/”で区切って指定します。指定するユーザIDの詳細は、“3.3.2 ユーザIDの準備”を参照してください。本パラメタを省略した場合、“REPUSER/REPUSER”を指定したものとみなされます。
-uに“/”だけを指定した場合、Oracleへの自動ログインが行われます。自動ログインの場合、“OPS$コマンド投入者のユーザ名”がデータベース・アクセス・ユーザ名として採用されます。Oracleユーザおよび自動ログインについては、Oracleのマニュアルを参照してください。
[注意事項]
本コマンドの実行までにトランザクションログデータベースおよび動作環境ファイルの準備、Oracleの起動を実施しておく必要があります。
Linkexpress Replication optionはOracleのシステムID単位(DB名単位)に起動が必要です。
コマンドを実行したユーザIDに動作環境ファイルの参照権限がない場合、本コマンドは異常終了します。
環境変数ORACLE_SIDでOracleのシステム名を設定してください。
指定したユーザ名、パスワードは小文字で指定しても大文字で扱います。小文字で扱う場合は""をつけて指定してください。
[復帰値]
0:正常終了
4:正常終了(警告あり)
8:異常終了
12:システムエラー