[名称]
[形式]
lxrpodro [ -e ] [ -Z ] { -r 抽出定義名 | 入力ファイル名 }
[機能説明]
指定した抽出定義を削除します。
[オプションの意味]
対象の抽出定義に対してまだ抽出してない差分ログが残っている場合でも抽出定義を削除します。
Linkexpress Replication optionが起動されていない状態でも、抽出定義を削除することができます。
Linkexpress Replication option未起動状態で抽出定義を削除したい場合や、抽出定義または差分ログファイル破壊などが原因で、Linkexpress Replication optionが起動できない場合に、原因となっている抽出定義を削除するために使用します。
削除する抽出定義名を指定します。
定義項目を記述したファイル名を255バイト以内の絶対パス名で指定します。
抽出定義名指定の場合
# コメント REPNAME = <抽出定義名>
“抽出定義コマンド(lxrpocreコマンド)”の定義項目のうち“抽出定義名”が指定できます。
指定した抽出定義名の定義が削除されます。
定義項目の記述について
“抽出定義コマンド(lxrpocreコマンド)”の入力ファイルと同じです。
コメント、空行について
“抽出定義コマンド(lxrpocreコマンド)”の入力ファイルと同じです。
2つ以上の定義を削除する場合の記述について
“抽出定義コマンド(lxrpocreコマンド)”の入力ファイルと同じです。
[注意事項]
本コマンドの入力ファイルは、利用者で作成し管理してください。
Oracleが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
差分ログの取得開始コマンド(lxrpoenaコマンド)で差分ログの取得を開始した抽出定義を削除する場合は、まず差分ログの取得終了コマンド(lxrpodisコマンド)で当該抽出定義の差分ログの取得を終了してから削除してください。
対象の抽出定義に対してまだ抽出してない差分ログが残っている場合は、-eオプションを指定してください。または、一括差分複写で残っている差分ログを複写してから削除してください。
対象の抽出定義に対するデータベース抽出コマンド(lxrpoextコマンド)、差分ログの破棄コマンド(lxrpologコマンドの -I -r指定)、差分ログファイルの状態表示コマンド(lxrpologコマンドの-V -r指定)の実行中に本コマンドを実行した場合、本コマンドは異常終了します。
環境変数ORACLE_SIDでOracleシステム名を設定してください。
Linkexpress Replication optionが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
コマンドを実行したユーザIDに動作環境ファイルの参照権限がない場合、本コマンドは異常終了します。
[復帰値]
0:正常終了
4:正常終了(警告あり)
8:異常終了