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Linkexpress Replication option 説明書
FUJITSU Software

1.13 抽出定義とDBサービス定義

複写元データベースから抽出するデータを定義することをLinkexpress Replication optionの“抽出定義”と呼びます。

一方、抽出したデータを格納するために、複写先データベースの表や列を定義することを“DBサービス定義”といいます。DBサービス定義は、LinkexpressのDB連携機能の機能です。詳細は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

抽出定義は、複写元システムで行います。また、DBサービス定義は、複写先システムで行います。

抽出定義とDBサービス定義の関係を以下に示します。

抽出定義に以下を指定することで、レプリケーションの単位を指定できます。

また、複数の抽出定義および複数のDBサービス定義をレプリケーショングループとしてグループ化して定義することで、グループ単位のレプリケーションを行うことができます。

注意

項目指定、条件指定時の複写先データベースについて

抽出定義で項目指定を指定する場合、複写先データベースの当該表は、抽出定義の項目指定に指定した列で構成された表でなければなりません。
また、抽出定義で条件指定を指定する場合、複写先データベースの当該表またはDSIは、条件指定に該当するデータのみが格納対象でなければなりません。

参考

グループ単位のレプリケーションでの用語について

レプリケーショングループのうち、複写元システムで定義したレプリケーショングループを“抽出グループ”と呼び、レプリケーショングループに属する抽出定義を“メンバ抽出定義”と呼ぶことがあります。
また、複写先システムで定義したレプリケーショングループを“格納グループ”と呼び、レプリケーショングループに属するDBサービス定義を“メンバDBサービス定義”と呼ぶことがあります。