SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境上においてCORBAアプリケーション連携でSSLを使用する場合は、CORBAサービスにSSL通信処理を組み込むため、configファイルのUNO_IIOP_ssl_useに“yes”を指定します。
また、SSL通信用のポート番号4433(初期値)が他のプログラムで使用されている場合は、UNO_IIOP_ssl_portに1024から65535の間の未使用の番号を設定します。
例
C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\config UNO_IIOP_ssl_use=yes UNO_IIOP_ssl_port=4433
/etc/opt/FSUNod/config UNO_IIOP_ssl_use=yes UNO_IIOP_ssl_port=4433
/etc/opt/FJSVod/config UNO_IIOP_ssl_use = yes UNO_IIOP_ssl_port = 4433
注意
configファイルの新しい設定値を有効にするためには、CORBAサービスを再起動してください。
以下の手順でInterstageの初期化を行った場合には、本手順の実施は不要です。
Interstage動作環境定義に以下の定義項目を定義した上で、isinitコマンドによる初期化を行った場合
SSL USE=yes
SSL Port Number=ポート番号