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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

3.2.2 バックアップ対象の決定

バックアップ対象となる業務データを決定します。

AIX版 AdvancedCopy Managerの実際のバックアップ/リストアを行う単位は、物理ディスク(LU:Logical Unit)となりますが、LVM(Logical Volume Manager)を構成する物理ディスクの場合はボリュームグループ単位で管理/操作します。その管理/操作するディスクのことを業務ボリュームと呼びます。バックアップ対象となる業務ボリュームは、ETERNUS ディスクアレイに配置されている必要があります。AIX版AdvancedCopy Managerでは、業務ボリュームとしてボリュームグループを使用します。

業務ボリュームの設定方法は、「3.4.6 デバイスの運用種別設定」を参照してください。

注意

  • 業務ボリュームにボリュームグループを使用する場合は、以下の注意事項があります。

    • 1つのボリュームグループに複数の物理ディスクを登録しないでください。

  • システムが格納されているディスクや、AdvancedCopy Managerがインストールされているディスクは、バックアップ対象としないでください。

  • バックアップ対象を決定する際の注意点として、「9.1.1 全般的な注意事項」をご理解ください。