画面遷移を実行したときに、画面の破棄タイミングが以下の場合、メモリから破棄されます。
JFCObjectLoader.TEMPORARY_INSTANCE
JFCObjectLoader.BUFFERED_INSTANCE
通常のプログラムでは破棄した画面のデータを取得できませんが、画面制御機能では、画面オブジェクトではなく画面用ローダ(JFCPanelLoader)に画面データを保持する機能を持たせているため、画面の破棄タイミングの影響を受けずに常に画面のデータを取得できます。
各画面は以下のメソッドを利用して、画面データを格納しておきます。
setData(Object)
表示している画面は以下のメソッドを利用して、他の画面データを取得できます。
getData(int)
getData(String)
ここでいう画面データとは画面が必要としているデータのことです。setDataの引数はObjectクラスで宣言しているため、どのようなオブジェクトも格納可能です。通常は複数データとなることが多いため、java.util.Vectorあるいはjava.util.Hashtableを利用してデータを受け渡しすることを推奨します。