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Interstage Studio J Business Kit GUIライブラリ ユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.1.3 画面間のデータ受渡し

画面遷移を実行したときに、画面の破棄タイミングが以下の場合、メモリから破棄されます。

通常のプログラムでは破棄した画面のデータを取得できませんが、画面制御機能では、画面オブジェクトではなく画面用ローダ(JFCPanelLoader)に画面データを保持する機能を持たせているため、画面の破棄タイミングの影響を受けずに常に画面のデータを取得できます。

  1. 各画面は以下のメソッドを利用して、画面データを格納しておきます。

    • setData(Object)

  2. 表示している画面は以下のメソッドを利用して、他の画面データを取得できます。

    • getData(int)

    • getData(String)

ここでいう画面データとは画面が必要としているデータのことです。setDataの引数はObjectクラスで宣言しているため、どのようなオブジェクトも格納可能です。通常は複数データとなることが多いため、java.util.Vectorあるいはjava.util.Hashtableを利用してデータを受け渡しすることを推奨します。