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Interstage Studio J Business Kit 解説書
FUJITSU Software

3.1 日本語入力

機能補完

JBKはインストール時に、JDK/JREの日本語入力機能を補完します。GUIライブラリの文字入力用の部品に対して、以下の日本語入力機能を有効にします。

日本語入力機能について

日本語入力機能は、オペレーティングシステムに依存した処理にて実現しています。このため、本機能を使用した場合、100% Pure Javaではなくなります。

注意

Windows 8 / Windows Server 2012において、GUIライブラリの文字入力部品で以下の操作をすると、setInputMode(int mode)で指定した入力モードに切り替わらない場合があります。

  1. 以下のいずれかの部品に対してsetAutoIME(true)を指定する。

  • JFChoice

  • JFField

  • JFFieldDate

  • JFFieldDouble

  • JFFieldFilled

  • JFFieldFilledDate

  • JFFieldLong

  • JFFieldString

  • JFFieldRichString

  • JFTextArea

  1. 1.の部品に対してsetInputMode(int mode)メソッドで日本語入力システムの入力モードを指定する。

  2. メモ帳等の他のアプリケーションから、2.の部品にフォーカスを移動する。

[対処方法]

以下の手順で、入力の切り替え機能の設定を変更してください。

  1. [コントロール パネル] を開きます。

  2. [時計、言語、および地域] から [言語]-[詳細設定] をクリックします。

  3. [入力方式の切り替え] の[アプリごとに異なる入力方式を設定する] チェックボックスをオンにします。

  4. [保存] をクリックします。

参考

  • 直接入力は、Java SEのInput Method Frameworkを使用して実現しています。

  • 日本語入力機能の詳細は、パッケージ説明書を参照してください。

日本語入力時のフォーカス移動

日本語入力において、インライン編集中にフォーカスを移動したり、別アプリケーションへの切替えを行ったりすると、フォーカスが切り替えた先に移動しない、入力中の文字が残るという現象が発生します。このため、インライン編集の完了後に、フォーカスの移動、別アプリケーションへの切替えを行ってください。

日本語入力システムでのUNICODE入力

以下の日本語入力システム(IME)からUNICODEを入力することができるように、製品添付のJava SEに修正を施しています。

また、IMEからUNICODEを入力することができるGUI部品は、以下のとおりです。