ワークスペースおよびプロジェクトの移行に関する注意点のうち、以下のものはワークベンチのコマンドを用いて自動的に更新することができます。
これらの設定を自動的に変換するには、以下の手順に従ってください。
"移行の手順"に従ってワークスペースまたはプロジェクトを本バージョンのワークベンチで利用可能にします。
メニューバーから[プロジェクト] > [旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]を選択します。
[旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの左側に設定の更新が必要なワークスペースおよびプロジェクトが表示されるので、更新するものをチェックして[OK]をクリックします。
ワークスペースおよびプロジェクト設定の更新が行われます。更新の状況はコンソールビューに表示されますので、更新が正常に行われたことを確認してください。
注意
閉じているプロジェクトがある場合、そのプロジェクトは自動更新の対象になりません。更新したいプロジェクトを開いた状態にしてから自動更新を実施してください。
自動更新が行われた後に自動ビルドが実行された場合、クラスパスが正しく設定されているにもかかわらずパッケージエクスプローラでプロジェクトにエラーマークが付くことがあります。このような場合にはプロジェクトを一度クリーンして再度ビルドするとエラーマークが消えます。
以下の条件にすべて合致するプロジェクトは、自動更新を行ってもプロジェクトのプロパティのビルダに、"ビルダ(com.fujitsu.apworks.apdesinger.java.packagerbuilder)が欠落"と表示されてしまう場合があります。その場合、もう一度自動更新を行ってください。
V9のワークベンチ、またはV10の互換ワークベンチで開発した資産である。
プロジェクトのビルダに[JARパッケージャビルダ]が設定されている。
プロジェクトのビルドパスに[Interstage J2EE]ライブラリが設定されている。
なお、"ビルダ(com.fujitsu.apworks.apdesinger.java.packagerbuilder)が欠落"と表示されてしまっていても、ビルドエラーなどの不具合は発生しません。