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Interstage Service Integrator V9.5.0 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ
FUJITSU Software

第20章 文字種ポリシー登録

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[文字種ポリシー登録]画面が表示されます。

図20.1 文字種ポリシー登録画面

ここでは、文字コード変換の文字種ポリシーチェック機能で使用する、文字コード変換の組み合わせや、文字種ポリシーチェックの契機、バリデーションポリシーファイル名などを登録します。

表20.1 ボタン説明

選択している1行上に行挿入します。

選択している1行下に行挿入します。

選択している行を削除します。

選択している行をコピーします。

選択している行を切り取ります。

選択している1行上に行を貼り付けます。

元に戻します。

やり直します。

入力された情報を登録します。

本IDを削除します。ただし、本IDを一般フォーマットで使用している場合、削除はできません。

表20.2 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

文字種ポリシーID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

登録する文字種ポリシーIDを入力します。また、登録済みの文字種ポリシーIDから選択することも可能です。

IN/OUT

半角250桁
(全角混在可)

上記IDに対する名称を入力します。
“,”は入力不可です。

違反時の動作

ワーニング

IN/OUT

文字種ポリシーに違反した場合、該当文字を代替文字に置き換えて、処理を継続します。

エラー

IN/OUT

文字種ポリシーに違反した場合、エラーを出力して処理を中断します。

代替文字

文字種連動

IN/OUT

X属性の場合は、半角または全角の代替文字に置き換わります。
K属性の場合は、文字種連動は選択できません。
ポイント2.を参照してください。

全角固定

IN/OUT

全角の代替文字に置き換わります。

半角固定

IN/OUT

X属性の場合は、半角の代替文字に置き換わります。
K属性の場合は、半角固定は選択できません。

変換元文字コード系

IN/OUT

文字コード変換時の、変換元文字コード系を選択します。
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF
・EBCDIC カナ/dbcs90
・EBCDIC ASCII/dbcs90
・JIS(7単位半角カナ)/JIS
・JIS(8単位半角カナ)/JIS
・JIS(ESCで切り換え)/JIS
・EBCDIC カナ/KEIS
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視
・UTF-8
・UCS-2
・UCS-2LE
・UTF-8_4

・UTF-16BE

・UTF-16LE
ポイント1.を参照してください。

変換先文字コード系

IN/OUT

文字コード変換時の、変換先文字コード系を選択します。
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF
・EBCDIC カナ/dbcs90
・EBCDIC ASCII/dbcs90
・JIS(7単位半角カナ)/JIS
・JIS(8単位半角カナ)/JIS
・JIS(ESCで切り換え)/JIS
・EBCDIC カナ/KEIS
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視
・UTF-8
・UCS-2
・UCS-2LE
・UTF-8_4

・UTF-16BE

・UTF-16LE
ポイント1.を参照してください。

チェック契機

IN/OUT

文字種ポリシーチェックを行う契機(文字コード変換前に行うか、文字コード変換後に行うか)を選択します。
・変換前
・変換後

エンコーディング

IN/OUT

半角(英数字)32桁

Interstage Charset ManagerのCharset Validator機能で、ポリシーチェックする文字コードを指定します。
半角カタカナ、および“,”は入力不可です。
チェック契機に連動し、対応する文字コードが選択されます。
・UTF-8
・UCS-2BE
・UCS-2LE
・空白(任意のエンコーディングを指定)
ポイント3.を参照してください。

バリデーションポリシーファイル名

IN/OUT

半角(英数字)64桁

Interstage Charset ManagerのCharset Validator機能で作成したバリデーションポリシーファイル名を、ファイル名だけ指定します。
半角カタカナ、および“,”は入力不可です。

※ 代替文字については、“ISI 解説書”の“代替文字について”を参照してください。
※ Interstage Charset ManagerのCharset Validator機能、およびバリデーションポリシーファイルについては、Interstage Charset Managerのマニュアルを参照してください。

ポイント

1.文字コード変換での文字種ポリシーチェック
  • 運用登録の文字コード変換で指定した、変換モードの変換元文字コードと変換先文字コードと、文字種ポリシー登録で指定した変換元文字コードと変換先文字コードが一致したとき、文字コード変換で文字種ポリシーチェックが行われます。

2.代替文字に“文字種連動”を選択した場合
  • 代替文字に“文字種連動”を選択した場合、ポリシー違反となった文字は、半角または全角文字に代替します。下記に基づいて代替文字を出力します。

表20.3 “文字種連動”を選択した場合の代替文字

ポリシー違反となった文字

代替文字

1バイトコード(制御コードおよびASCIIコードの0x20~0x7E)

半角の代替文字となる

半角カナコード

半角の代替文字となる

1バイトで文字コード系に割り当てのないコード

半角の代替文字となる

上記以外

全角の代替文字となる

3. Charset Validator機能のエンコーディング
  • 文字種ポリシーチェックを行う文字コードを指定します。

  • チェック契機が“変換前”のときは、変換元文字コード系に対応する、文字コードを指定します。

  • チェック契機が“変換後”のときは、変換先文字コード系に対応する、文字コードを指定します。

図20.2 文字種ポリシー登録画面(表示例)

一覧表示

登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[文字種ポリシー登録]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。

図20.3 文字種ポリシー登録一覧画面