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Interstage Service Integrator V9.5.0 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ
FUJITSU Software

10.2.1 ひな型定義作成

ツリーにて[変換パラメタ登録]を選択し、右クリックで[ひな型定義作成]を選択すると以下のサブメニューが表示されます。

このサブメニューを選択すると[ひな型定義作成]画面が表示されます。※ポイント1.参照

[ひな型定義作成]では自動的に以下の定義を作成できます。

ポイント

1. な型定義作成について
  • ひな型定義作成を行うときは、現在表示しているすべての登録画面を閉じます。保存していない情報は破棄されるため、ひな型定義作成を行う前に必要に応じて登録を行ってください。

2.レイアウト調整を選択したときに自動生成される定義について
  • レイアウト調整(集団項目-明細レコード調整)、レイアウト調整(可変長レコード-固定長レコード)、レイアウト調整(パディングレコード調整)、レイアウト調整(ヘッダの定量間隔挿入・削除)のどれかを自動生成できます。一般フォーマット登録(ヘッダ用)および一般フォーマット登録(明細用)は、レイアウト調整(ヘッダの定量間隔挿入・削除)を選択した場合に生成します。

10.2.1.1 フォーマット変換

ひな型定義作成のサブメニューからフォーマット変換を選択すると、フォーマット変換用の[ひな型定義作成]画面が表示されます。

図10.30 ひな型定義作成画面(フォーマット変換)

表10.19 ボタン説明

入力された情報でひな型定義を作成します。

入力された情報をキャンセルします。

表10.20 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

変換パラメタID/名称

IN

半角
(英数字)20桁

変換パラメタIDを入力します。

IN/OUT

半角
(英数字)200桁
(全角混在可)

上記IDに対する名称が表示されます。
“,”は入力不可です。

自動的に表示される定義

変換パラメタIDおよび名称を入力し登録を行うと、それぞれの定義画面が表示されます。その際、自動的に入力・設定される項目があります。

表10.21 自動的に表示される定義

表示される画面

自動的に設定される項目

設定内容の説明

変換パラメタ登録

変換パラメタID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

運用登録

処理ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

処理指定

“フォーマット変換”が選択されます。

入力ファイル名

“実行時に指定”が選択されます。

出力ファイル名

“実行時に指定”が選択されます。

フォーマット変換設定

変換ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

一般フォーマット登録(入力元)

フラットID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDに“_IN”が付加され指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称に“(IN)”が付加され指定されます。

フィールド

以下のフィールドが自動で生成されます。
フィールド名:ITEM01
属性:X属性
桁数:1

一般フォーマット登録(出力先)

フラットID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDに“_OUT”が付加され指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称に“(OUT)”が付加され指定されます。

フィールド

以下のフィールドが自動で生成されます。
フィールド名:ITEM01
属性:X属性
桁数:1

ポイント

1. 自動生成するIDの重複
  • 自動生成するIDがすでに登録されている場合、自動生成したIDの後方に“-”(ハイフン)および数字を付加し、重複しないIDを生成します。

10.2.1.2 文字コード変換

ひな型定義作成のサブメニューから文字コード変換を選択すると、文字コード変換用の[ひな型定義作成]画面が表示されます。

図10.31 ひな型定義作成画面(文字コード変換)

表10.22 ボタン説明

入力された情報でひな型定義を作成します。

入力された情報をキャンセルします。

表10.23 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

変換パラメタID/名称

IN

半角
(英数字)20桁

変換パラメタIDを入力します。

IN/OUT

半角
(英数字)200桁
(全角混在可)

上記IDに対する名称が表示されます。
“,”は入力不可です。

変換モード

IN/OUT

変換内容を選択します。
(変換元)
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF
・EBCDIC カナ/dbcs90
・EBCDIC ASCII/dbcs90
・JIS(7単位半角カナ)/JIS
・JIS(8単位半角カナ)/JIS
・JIS(ESCで切り換え)/JIS
・EBCDIC カナ/KEIS
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視
・UNICODE(UCS-2BE)
・UNICODE(UCS-2LE)
・UNICODE(UTF-16BE)
・UNICODE(UTF-16LE)
  ↓
(変換先)
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF
・EBCDIC カナ/dbcs90
・EBCDIC ASCII/dbcs90
・JIS(7単位半角カナ)/JIS
・JIS(8単位半角カナ)/JIS
・JIS(ESCで切り換え)/JIS
・EBCDIC カナ/KEIS
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視
・UNICODE(UCS-2BE)
・UNICODE(UCS-2LE)
・UNICODE(UTF-16BE)
・UNICODE(UTF-16LE)
ポイント1.を参照してください。

データ長

IN/OUT

文字コード変更前の桁数と文字コード変更後の桁数を指定します。“標準”を選択した場合は、一般フォーマットの桁数を使用します。“拡張”を選択した場合は、一般フォーマットの“拡張桁数”を使用します。

(変換元)
・標準
・拡張
  ↓
(変換後)
・標準
・拡張

B属性項目のエンディアン変換をする

IN/OUT

B属性項目のエンディアン交換をする場合にチェックボックスをONにします。
ポイント2.を参照してください。

ポイント

1. 換モード
  • EBCDIC カナ/JEFは、JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC、EBCDIC ASCII/JEF、UNICODE(UCS-2BE)、UNICODE(UCS-2LE)、UNICODE(UTF-16BE)、UNICODE(UTF-16LE)への変換だけ、有効です。

  • EBCDIC ASCII/JEFは、JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC、EBCDIC カナ/JEF、UNICODE(UCS-2BE)、UNICODE(UCS-2LE)、UNICODE(UTF-16BE)、UNICODE(UTF-16LE)への変換だけ、有効です。

  • EBCDIC カナ/dbcs90、EBCDIC ASCII/dbcs90は、JIS8/シフトJIS、JIS7/EUCへの変換だけ、有効です。

  • JIS(7単位半角カナ)/JIS、JIS(8単位半角カナ)/JIS、JIS(ESCで切り換え)/JIS、EBCDIC カナ/KEIS、EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視、EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視は、JIS8/シフトJIS、JIS7/EUCへの変換だけ、有効です。

  • UNICODE(UCS-2BE)、UNICODE(UCS-2LE)、UNICODE(UTF-16BE)、UNICODE(UTF-16LE)は、JIS8/シフトJIS、JIS7/EUC、EBCDIC カナ/JEF、EBCDIC ASCII/JEFへの変換だけ、有効です。

2. ンディアン交換について
  • [B属性項目のエンディアン変換をする]のチェックボックスをONにした場合は、プルダウンメニューが表示されます。“LITTLE->BIG”または“BIG->LITTLE”を正しく選択してください。

自動的に表示される定義

変換パラメタIDおよび名称を入力し登録を行うと、それぞれ定義画面が表示されます。その際、自動的に入力・設定される項目があります。

表10.24 自動的に表示される定義

表示される画面

自動的に設定される項目

設定内容の説明

変換パラメタ登録

変換パラメタID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

運用登録

処理ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

処理指定

“フォーマット変換”が選択されます。

ファイル種別

“一般フォーマット”が選択されます。

変換モード

ひな型定義画面に指定した変換モードが指定されます。

B属性項目のエンディアン変換をする

ひな型定義画面の“B属性項目のエンディアン変換をする”と同じ指定がされます。

データ長

ひな型定義画面に指定したデータ長と同じ指定がされます。

入力ファイル名

“実行時に指定”が選択されます。

出力ファイル名

“実行時に指定”が選択されます。

一般フォーマット登録

フラットID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

フィールド

以下のフィールドが自動で生成されます。
フィールド名:ITEM01
属性:X属性
桁数:1

ポイント

1. 自動生成するIDの重複
  • 自動生成するIDがすでに登録されている場合、自動生成したIDの後方に“-”(ハイフン)および数字を付加し、重複しないIDを生成します。

10.2.1.3 レイアウト調整

ツリーにて[変換パラメタ登録]を選択、右クリックでひな型定義作成のサブメニューからレイアウト調整を選択すると、レイアウト調整用の[ひな型定義作成]画面が表示されます。

図10.32 ひな型定義作成画面(レイアウト調整)

表10.25 ボタン説明

入力された情報でひな型定義を作成します。

入力された情報をキャンセルします。

表10.26 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

変換パラメタID/名称

IN

半角
(英数字)20桁

変換パラメタIDを入力します。

IN/OUT

半角
(英数字)200桁
(全角混在可)

上記IDに対する名称が表示されます。
“,”は入力不可です。

レイアウト調整種別

IN/OUT

以下のどれかを選択します。
・集団項目-明細レコード調整
・可変長レコード-固定長レコード調整
・パディングレコード調整
・ヘッダの定量間隔挿入・削除

レイアウト調整

IN/OUT

レイアウト調整を行う処理種類を選択します。

ヘッダ情報の個数

IN/OUT

数字1桁

レイアウト調整種別に“ヘッダの定量間隔挿入・削除”を選択したときに指定します。1~5の数値を入力してください。
ヘッダの定量間隔挿入・削除で使用するヘッダ情報の個数を指定します。

文字コード

IN/OUT

レイアウト調整種別に以下のどれかを選択したときに文字コードを指定します。
・集団項目-明細レコード調整
・可変長レコード-固定長レコード調整
・パディングレコード調整

文字コードを指定します。
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF

自動的に表示される定義

  パラメタIDおよび名称を入力し登録を行うと、それぞれ定義画面が表示されます。その際、自動的に入力・設定される項目があります。

表10.27 自動的に表示される定義

表示される画面

自動的に設定される項目

設定内容の説明

変換パラメタ登録

変換パラメタID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

運用登録

処理ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

処理指定

“レイアウト調整”が選択されます。

レイアウト調整

ひな型定義画面に指定したレイアウト調整と同じ設定が指定されます。

文字コード

ひな型定義画面に指定した文字コードと同じ設定が指定されます。

入力ファイル名

“実行時に指定”が選択されます。

出力ファイル名

“実行時に指定”が選択されます。

レイアウト調整(集団項目-明細レコード調整)
ポイント2.を参照してください。

レイアウト調整ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

レコード情報

以下の値がそれぞれ指定されます。
・判断位置:1
・桁数:1

ヘッダレード

以下の値がそれぞれ指定されます。
・レコード長:4
・条件判断文字列:“H”

明細レコード

以下の値がそれぞれ指定されます。
・レコード長:4
・判断条件文字列:“D”
・繰返し開始位置:2
・繰返し桁数:2

レイアウト調整(可変長レコード-固定長レコード)
ポイント2.を参照してください。

レイアウト調整ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

固定レコード長

“4”が指定されます。

レコード終端文字列

“@LF”が指定されます。

レイアウト調整(パディングレコード調整)
ポイント2.を参照してください。

レイアウト調整ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

レコード情報

以下の値がそれぞれに指定されます。
・ヘッダレコード長:4
・ヘッダ配下のレコード長:4
・判断位置:1
・桁数:1
・ヘッダレコードの判断条件文字:“H”

伝票1情報

以下の値がそれぞれに指定されます。
・ブロック長:4
・パディングレコードの位置:未設定

伝票2情報

以下の値がそれぞれに指定されます。
・ブロック長:8
・パディングレコードの位置:伝票ごと

レイアウト調整(ヘッダの定量間隔挿入・削除)
ポイント2.を参照してください。

レイアウト調整ID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDが指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称が指定されます。

ヘッダ部

ヘッダ用のフラットIDが指定されます。

明細部

明細用のフラットIDが指定されます。

挿入・削除方法

指定サイズ毎(ヘッダを含む) に“32000”が指定されます。

文字コード変換方法

以下の値がそれぞれに指定されます。
・変換モード:JIS8/シフトJIS - JIS7/EUC
・データ長:標準 - 標準

一般フォーマット登録(ヘッダ用)
ポイント2.を参照してください。

フラットID

ひな型定義画面に指定したIDに“_HD(通番)”が付加され指定されます。通番には1~5の数字が入ります。

名称

ひな型定義画面に指定した名称に“(HEADER(通番))”が付加され指定されます。通番には1~5の数字が入ります。

フィールド

以下のフィールドが自動で生成されます。
フィールド名:ITEM01
属性:X属性
桁数:1

一般フォーマット登録(明細用)

ポイント2.を参照してください。

フラットID

ひな型定義画面に指定した変換パラメタIDに“_DT”が付加され指定されます。

名称

ひな型定義画面に指定した名称に“(DETAIL)”が付加され指定されます。

フィールド

以下のフィールドが自動で生成されます。
フィールド名:ITEM01
属性:X属性
桁数:1

ポイント

1. 動生成するIDの重複
  • 自動生成するIDがすでに登録されている場合、自動生成したIDの後方に“-”(ハイフン)および数字を付加し、重複しないIDを生成します。

2.示される画面
  • ひな型定義画面のレイアウト調整種別で選択した種別に従って、それぞれの定義画面が表示されます。レイアウト調整種別毎に表示される画面を以下に示します。

    表10.28 レイアウト調整種別毎に表示される画面

    レイアウト調整種別

    表示される画面

    “集団項目-明細レコード調整”
    を選択した場合

    ・変換パラメタ登録
    ・運用登録
    ・レイアウト調整(集団項目-明細レコード調整)

    “可変長レコード-固定長レコード調整”
    を選択した場合

    ・変換パラメタ登録
    ・運用登録
    ・レイアウト調整(可変長レコード-固定長レコード)

    “パディングレコード調整”
    を選択した場合

    ・変換パラメタ登録
    ・運用登録
    ・レイアウト調整(パディングレコード調整)

    “ヘッダの定量間隔挿入・削除”
    を選択した場合

    ・変換パラメタ登録
    ・運用登録
    ・レイアウト調整(ヘッダの定量間隔挿入・削除)
    ・一般フォーマット登録(ヘッダ用)※ひな型定義画面のヘッダ情報の個数に指定した数だけ表示します
    ・一般フォーマット登録(明細用)