[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[一般フォーマット登録]画面が表示されます。
[各種設定]メニューより[フォーマット登録]の[一般フォーマット]をクリック
ツールバーの[一般フォーマット登録]アイコンをクリック
ツリーにて[一般フォーマット]を選択して右クリックし、[新規作成]をクリック
図4.1 一般フォーマット登録画面
ここでは、一般フォーマットの登録を行います。各フィールドを編集するには対象フィールドをダブルクリックしてください。
選択している1行上にノードを挿入します。 | |
選択している1行下にノードを挿入します。 | |
選択した子ノードを挿入します。 | |
選択している行を削除します。 | |
選択している行をコピーします。 | |
選択している行を切り取ります。 | |
選択している1行上に行を貼り付けます。 | |
選択している1行下に行を貼り付けます。 | |
元に戻します。 | |
やり直します。 | |
選択している行に文字種ポリシーIDを設定します。 | |
現在指定されている桁数と拡張桁数を入れ替えた一般フォーマットを新規に生成します。 | |
[色の凡例]画面を表示します。※ポイント4.を参照してください。 | |
検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。 | |
検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。 | |
オフセット、およびレコード長を計算して表示します。 | |
入力された情報を登録します。 | |
[一般フォーマット登録]画面(印刷)を表示します。 | |
編集中のフラットIDを変換定義DBから削除します。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 |
---|---|---|---|---|
フラットID/名称 | IN | ○ | 半角(英数字) | 登録する一般フォーマットのキーとなるIDを入力します。 |
IN/OUT | ○ | 半角 | フラットIDに対する名称を入力します。 | |
読込み/出力種別の選択 | IN | △ | ― | フィールド名やフィールドの並び順などのレイアウト情報を外部ファイルから取り込みます。外部ファイルの種類に応じて、“DTD”、“XML Schema読込み”、“COBOL COPY句”、“CSV読込み”、“DB読込み”を選択します。 |
検索 | IN | △ | 半角255桁 | 検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。 |
レコード長 | OUT | △ | ― | フォーマットのレコード長を表示します。レイアウト編集中においても、[オフセット計算]ボタンをクリックすることで再計算し、最新を表示します。 |
フィールド名 | IN/OUT | ○ | 半角250桁 | 各フィールドの名称を入力します。 |
属性 | IN/OUT | ○ | ― | フィールドに対する属性を指定します。選択肢は、“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。 |
桁数 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | フィールドに対する桁数を指定します。桁数の制限については、“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。 |
拡張桁数 | IN/OUT | △ | 数字5桁 | 文字コード変換で項目長の拡張(広げるまたは縮める)が必要となる場合に、変換先フィールドに対する桁数を指定します。 |
小数部桁数 | IN/OUT | △ | 数字2桁 | 上記桁数のうち、少数部が占める桁数を指定します。小数部桁数は、N属性、9属性、C属性、P属性だけ0~15で指定します。小数部桁数については、“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。 |
詰め文字 | IN/OUT | △ | ― | N属性とC属性を指定した場合、数値の前を空白詰めにするか、0詰めにするかを選択します。詰め文字の選択については、“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。 |
+符号の有無 | IN/OUT | △ | ― | N属性とC属性を指定した場合、数値が正の場合にも明示的に+符号を出力するかどうかを選択します。+符号の有無については、“4.1.1 属性の種類一覧”を参照してください。 |
オフセット | OUT | △ | ― | 各フィールドの、レコードの先頭位置からの桁数を表示します。グループ内のフィールドは1回目の繰返しのときの桁数を表示します。 |
グループ繰返数 | IN/OUT | △ | 数字5桁 | 上記グループ区分を指定した場合にだけ、グループの繰返数を指定します。※ポイント3.を参照してください。 |
初期値 | IN/OUT | △ | 半角64桁 | フィールドに常に同じ値がセットされる場合に、固定値を入力します。[フォーマット変換設定]画面の出力側に当フラットIDを指定し、[初期値セット]ボタンをクリックすることにより、ここで指定した初期値が項目設定(固定値)されます。 |
文字種ポリシーID | IN/OUT | △ | ― | 文字種ポリシーチェックを行いたい場合だけ、登録済みの文字種ポリシーIDを選択します。 |
備考 | IN/OUT | △ | 半角250桁 | 任意のコメントを入力できます。このフィールドの内容は、フォーマット変換には影響しません。 |
図4.2 XML用設定欄ON、XML Schema選択時の一般フォーマット登録画面(分割1)
図4.3 XML用設定欄ON、XML Schema選択時の一般フォーマット登録画面(分割2)
1つ前の名前空間URIを表示します。 | |
次の名前空間URIを表示します。 | |
表示されている内容で、名前空間URIを保存します。 | |
表示されている内容で、名前空間URIに行を追加します。 | |
表示されている内容で、名前空間URIを削除します。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
XML用設定欄 | IN/OUT | ○ | ― | XML用設定欄のチェックボックスにチェックし、DTD/XML Schemaを選択します。 | ||
XML属性(固定値) | IN/OUT | △ | 半角128桁 | フラット名称をルートタグとした場合のXML属性(固定値)を入力します。※ポイント7.を参照してください。 | ||
接頭辞 | IN/OUT | △ | ― | ルートタグの接頭辞を選択します。 | ||
XML Schema | 名前空間未指定時 | IN/OUT | △ | 半角250桁 | 名前空間が指定されていない時の、デフォルトのXML Schemaファイル名を入力します。 | |
名前空間URI | IN/OUT | △ | 半角250桁 | 名前空間URIを入力します。 | ||
接頭辞 | IN/OUT | △ | 半角16桁 | 上記の名前空間の接頭辞を入力します。 | ||
XML Schemaファイル名 | IN/OUT | △ | 半角250桁 | 上記の名前空間のXML Schemaファイル名を入力します。 | ||
接頭辞(下段) | IN/OUT | △ | ― | フィールドが属する名前空間を選択します。 | ||
タグ繰返数 | IN/OUT | △ | 数字5桁 | 集団項目ヘッダ、トレーラを使用せず、1つのフィールドだけ繰り返すときに、その繰返し数を指定します。※ポイント10.を参照してください。 | ||
繰返し数変動 | IN/OUT | △ | ― | フィールドの属性が集団項目ヘッダの場合だけ、[繰返し数変動]チェックボックスが表示され、設定可能になります。XML変換の際、グループ繰返し内の後方の不要な繰返し部分をカットしたい場合に、[繰返し数変動]チェックボックスをオン(チェックつき)にします。 | ||
XML属性フィールド | IN/OUT | △ | ― | フィールド名にXML属性を指定した場合に、[XML属性フィールド]チェックボックスをオン(チェックつき)にします。※ポイント7.を参照してください。 | ||
XML属性(固定値) | IN/OUT | △ | 半角128桁 | フィールド名に対するXML属性を入力します。※ポイント7.を参照してください。 | ||
タグ省略 | IN/OUT | △ | ― | XMLを出力するときに、データの内容が“0”や空白のときに、タグも値も出力しないときは、[タグ省略]チェックボックスをオン(チェックつき)に、タグだけ出力する場合はオフ(チェックなし)にします。 | ||
整形なし | IN/OUT | △ | ― | 空白などのデフォルト値かどうかには関らず、データをすべてそのままXML要素値として出力する場合に、[整形なし]チェックボックスをオン(チェックつき)にします。 | ||
XML-FLAT利用者プログラム | IN/OUT | ― | ― | XML→FLAT変換を行う際に、対象項目の変換時にXML用利用者プログラムを呼び出したい場合、登録済みのXML用利用者プログラムを選択します。 | ||
FLAT-XML利用者プログラム | IN/OUT | ― | ― | FLAT→XML変換を行う際に、対象項目の変換時にXML用利用者プログラムを呼び出したい場合、登録済みのXML用利用者プログラムを選択します。 | ||
データ型 | IN/OUT | ― | ― | XML Schemaを出力するときの、XML Schemaデータ型を選択します。 | ||
制約内容 | IN/OUT | ― | 半角 | XML Schemaを出力するときの、XML Schemaの制約を指定します。 |
※ 名前空間URIを入力する際には、必ず接頭辞も入力してください。
※ 指定可能なXML Schemaデータ型/制約については、“ISI 解説書”の“XML文書の属性”を参照してください。
ポイント
1フラットID内の最大フィールド数は、9999です。
1フラットID内の最大総桁数は、9999999バイトです。
1フラットID内では、フィールド名の重複は不可です。ただし、集団項目内のノードのレベルが異なっていれば、重複可能です。以下の例の場合は、“項目A”は重複していますが、登録可能です。
図4.4 フィールド名の重複
子要素を追加したときにグループになります。
集団項目ヘッダには、対になる集団項目トレーラが必ず存在します。表示はされませんが、1フィールドとして計算されますので、ご注意ください。
フィールド名の色は、当フィールドは、他のどの設定画面に使用されているかを示しています。
図4.5 色の凡例画面
@CRLF:改行(CRLF)(X属性に設定可能※2.参照)
@LF:改行(LF) (X属性に設定可能※2.参照)
@SEQNO:シーケンスNo.(X、N、C属性に設定可能※2.参照)
@SYSDATE4:4桁日付(MMDD) (X属性に設定可能※2.参照)
@SYSDATE6:6桁日付(YYMMDD) (X属性に設定可能※2.参照)
@SYSDATE8:8桁日付(YYYYMMDD) (X属性に設定可能※2.参照)
@SYSTIME4:4桁時間(MMSS) (X属性に設定可能※2.参照)
@SYSTIME6:6桁時間(HHMMSS) (X属性に設定可能※2.参照)
@RECTOTAL:伝票形式フォーマットのトレーラレコードに指定した場合は、ヘッダレコードからトレーラレコードまでの総レコード数(ヘッダレコード、およびトレーラレコードを含む。)を設定。それ以外の指定は、“0”を設定。(X、N、C属性に設定可能※2.参照)
@BODYCNT:出力が伝票形式フォーマットの場合は、最下位層のヘッダレコードからトレーラレコードの間の、明細レコードのシーケンス番号を設定。出力が行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットの場合は、1レコード内の明細部のシーケンス番号を設定。
また、入力が伝票形式フォーマットで、出力が一般フォーマットの場合は、最下位層のヘッダレコードからトレーラレコードの間の明細レコードのシーケンス番号を、一般フォーマットの各レコードに設定。入力が行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットで、出力が一般フォーマットの場合は、1レコード内の明細部のシーケンス番号を、一般フォーマットの各レコードに設定。
(X、N、C属性に設定可能※2.参照)
“@SPACE”、“@ZERO”、“ALL( )”については、出力項目の桁数が33桁以上でも入力できます。
システム値に設定可能な属性以外に設定した場合、結果は正しく出力されません。
XML変換では、フラット名称、およびフィールド名がXML文書でのタグ名(要素名)となります。
XML変換を行う場合には、フラット名称、およびフィールド名に、XML規約で許されていない文字(半角カタカナや全角空白、全角数字、半角数字で始まるもの、“, (全角カンマ)”と“, (半角カンマ)”など)を使わないようにしてください。
1つのフラットID内で、フィールド名が同じ場合は、属性、桁数も同一にしてください。
グループヘッダの場合は、配下のフィールド名もすべて同一にしてください。
フィールド名をフラット名称と同一にしないでください。
XML属性の値が、変動する場合と、常に固定の場合で、指定方法が異なります。
※変動する場合
XML属性「属性名=“属性値”」の「属性値」部分に、ユーザ固有フォーマット内の値を設定する場合に使用します。
「フィールド名」に属性名を記述し、「XML属性フィールド」のチェックボックスを、チェックします。必ず対象となる要素を示すフィールドの直下(直後の行)に記述してください。属性名が複数ある場合は、連続して記述してください。
フィールド名には、「=」、「’」、「”」は、記述しないでください。
※固定の場合
XML属性「属性名=“属性値”」の「属性値」も含め、いかなる変換でも常に固定の場合に使用します。
対象となる要素の行の「XML属性(固定値)」フィールドに、“属性名=‘属性値’”または“属性名=‘属性値’”の形式で入力します。ここで指定した文字列が、そのままXMLの要素名のタグ内に出力されます。
複数のXML属性を指定するには、半角スペースで区切って入力します。
XML変換を行う場合には、XML属性にXML規約で許されていない文字(半角カタカナや全角空白、全角数字、半角数字で始まるもの、“, (全角カンマ)”と“, (半角カンマ)”など)を使わないようにしてください。
タグ付けに使われる5つの文字(<、>、&、'、")を使う場合には、エンティティ(<、>、&、'、")で指定してください。
同時に、「XML属性フィールド」をチェックした場合には、同じ行に「XML属性(固定値)」記述することはできません。
初期値を設定する場合には、桁数や対象の属性に合わせて入力してください。属性がB属性、H属性、P属性、および9属性 (符号有)に対しての場合で、固定値の設定を行う際には、“@HEX( )”で囲った( )の中に16進数で入力してください。
C属性に固定値を設定する場合に、カンマは設定できません。
小数も、属性にあわせて入力してください。
スペースも1文字として扱います。
▼(下方向検索)では、一番下の行を検索後は、一番上の行から選択されている行まで検索します。
▲(上方向検索)では、一番上の行を検索後は、一番下の行から選択されている行まで検索します。
XML変換のときに使用できます。
変換結果は以下になります。
図4.6 タグ繰返数の変換結果
すでに登録済みのフォーマットID/名称入力欄を、別のフォーマットID/名称に書き換えて[登録]ボタンをクリックすると、登録済みフォーマットIDの登録内容で複写することができます。処理が終了すると、ツリーに複写した新フォーマットIDが表示されます。
連続した複数のフィールドを選択し、削除・切り取り・コピーを行うことができますが、複数のレベルをまたいだフィールドを選択したときに操作できる範囲に違いがあります。それぞれのパターンでできる操作を下記の表に示します。
操作 | 削除 | 切り取り | コピー |
---|---|---|---|
同一レベルのフィールドだけを複数選択。 始点:項目21(レベル3) | ○ | ○ | ○ |
レベルをまたぐフィールドを複数選択。 始点:項目02(レベル1) 始点:項目12(レベル2) | ○ | ○ | ○ |
レベルをまたぐフィールドを複数選択。 始点:項目12(レベル2) 始点:項目12(レベル2) | × | × | ○ |
レベルをまたぐフィールドを複数選択。 始点:項目22(レベル2) | × | × | × |
記号の意味:○…操作可、×…操作不可
選択されたフィールド(集団項目)のツリーが閉じている状態・開いている状態で、削除・切り取り・コピーの動作に違いがあります
選択したフィールド(集団項目)のツリーが閉じている場合
選択した集団項目のすべてが選択されていると見なします。
図4.7 ツリーの選択(ツリーが閉じた状態の場合)
選択したフィールド(集団項目)のツリーが開いている場合
選択されているフィールド(集団項目)だけが削除・切り取り・コピーの対象となります。
図4.8 ツリーの選択(ツリーが開いた状態の場合)
図4.9 一般フォーマット登録画面(表示例)
印刷機能
登録状態を印刷する場合には、[印刷]ボタンをクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録状態が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。
図4.10 一般フォーマット登録画面(印刷例)
ポイント
属性の[集団項目トレーラ]は、グループを特定するために、印刷画面にだけ表示されます。
XML Schema情報を登録している場合、[一般フォーマット登録]画面(印刷)の上部に、XML Schema情報が表示されます。
一覧表示
登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[一般フォーマット]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。
図4.11 一般フォーマット一覧画面