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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

E.6.4 BPELプロセスファイルの作成

BPELプロセスファイルを作成します。


  1. メニューバーから[ファイル]-[新規]-[その他]を選択すると、[新規]ウィザードが表示されます。
    [新しいBPELプロセスファイル]を選択し、[次へ]をクリックしてください。


    図E.7 [新規]ウィザード


  2. 以下の設定項目を確認、入力し、[次へ]をクリックしてください。


    表E.5 [BPELプロセスファイルの作成]の設定内容

    設定項目

    設定内容

    BPELプロセス名

    他のBPELプロセスファイルと重複しない任意の名前

    名前空間

    BPELプロセスの名前空間

    テンプレート

    要求/応答型の場合は「Synchronous BPEL Process」、一方向型(one-way)の場合は「One-way BPEL Process」を選択してください。
    その他のテンプレートはサポートしていません。

    抽象プロセス

    初期設定のままとしてください(チェックなし)。
    抽象プロセスはサポートしていません。


    図E.8 要求/応答型の[BPELプロセスファイルの作成]画面

    図E.9 一方向型(onw-way)の[BPELプロセスファイルの作成]画面

  3. BPELプロセスファイルを作成するプロジェクトを選択し、[完了]をクリックしてください。


    図E.10 [BPELプロセスファイルの作成]の完了画面


  4. 以下に示すひな型のBPEL定義とWSDL定義が生成されます。

    • BPEL定義


      表E.6 要求/応答型の場合のひな型のBPEL定義

      要素種別

      要素

      名前

      概要

      アクティビティ

      Receive

      receiveInput

      BPEL起動アプリケーションからの要求受付

      Reply

      replyOutput

      BPEL起動アプリケーションへの応答

      その他

      PartnerLinks

      client

      receiveInput/repluOutputに対応した本BPEL定義のPartnerLink

      Variables

      input

      receiveInputで受信したメッセージを格納する変数

      output

      replyOutputで返信する応答メッセージを格納する変数

      表E.7 一方向型(one-way)の場合のひな型のBPEL定義

      要素種別

      要素

      名前

      概要

      アクティビティ

      Receive

      receiveInput

      BPEL起動アプリケーションからの要求受付

      その他

      PartnerLinks

      client

      receiveInputに対応した本BPEL定義のPartnerLink

      Variables

      input

      receiveInputで受信したメッセージを格納する変数

    • WSDL定義
      上記BPEL定義のアクティビティに対応したインタフェースが定義されたWSDL定義ファイル。

BPELプロセス名に関する注意事項

BPELプロセス名は、BPELプロセスファイル、WSDL定義のファイル名に使用されます。このためBPELプロセス名が長い場合、配備が失敗する可能性があります。詳細は、“ISI リファレンス”の“BPEL機能”の“BPEL定義の配備/配備解除/一覧表示コマンド”の“deployサブコマンド”の“注意事項”を参照してください。