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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

6.2 CORBAアダプタ利用時の定義

CORBAアダプタ利用時のシーケンス定義は以下のようになります。

  1. バイナリデータへの変換

    Formatmanagerを使用して受信したメッセージをFLAT形式のバイナリデータに変換します。受信したメッセージを加工せずにCORBAサーバに送信する場合、このステップは省略できます。

  2. CORBAサーバ呼び出し

    CORBAアダプタを呼び出してCORBAサーバのサーバアプリケーションを呼び出します。CORBAアダプタの場合は、“同期サービス呼び出し”、または“ルーティングして同期サービス呼び出し”のメディエータファンクションを選択します。
    また、CORBAアダプタでは、CORBAのサーバアプリケーションの呼び出し方法に応じて、以下の2通りの方式を選択することができます。

    • RequestResponse方式

    • Oneway方式

  3. バイナリデータからの変換

    Formatmanagerを使用してCORBAサーバから受信したバイナリデータをサービス利用側アプリケーションで利用できるデータ形式に変換します。CORBAアダプタがOneway方式の場合、またはCORBAサーバからの受信データを加工しない場合、このステップは省略できます。