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Interstage Service Integrator V9.5.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

5.1.2 変換定義の関連について

変換定義を構成する各種IDの関連について説明します。

変換定義のIDの関連

変換定義は各種IDを組み合わせて作成します。IDを組み合わせるには、各IDの登録画面から対象のIDを指定します。このとき、指定したIDと指定されたIDをお互いに関連するIDと呼びます。例として、フラットID“F001”、“F002”を組み合わせて伝票形式ID“D001”を作成した場合、フラットID“F001”、“F002”、および伝票形式ID“D001”はお互いに関連するIDになります。

図5.2 図:関連するIDの例

変換定義の関連の上下関係

変換定義のIDの関連には上下関係があります。
関連するIDとして指定したIDが上位のID、指定されたIDが下位のIDとなります。
例として、伝票形式ID“D001”からフラットID“F001”と“F002”を指定した場合、伝票形式ID“D001”が上位のID、フラットID“F001”と“F002”が下位のIDとなります。

図5.3 図:関連するIDの上下関係

ただし、以下に示すIDの間には上下関係は発生しません。

図5.4 図:関連の上下関係が発生しないIDの例

変換定義の編集による影響

変換定義を編集した場合、編集対象のIDと関連があるIDのうち、上位のIDが編集の影響を受けます。変換定義を編集する際は、編集の影響を考慮して実施してください。

図5.5 図:IDの編集による影響が発生する範囲

変換定義に編集による影響の詳細については、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”を参照してください。