固定長メッセージ(ユーザ固有フォーマット)のフォーマットは、以下の種類が扱えます。
「ヘッダ部」、「明細部」、「行終端文字」で構成され、明細部が繰り返されるフォーマットです。明細部の繰返しは無制限で、レコードごとに繰返し数が異なってもかまいません。明細部は、行終端文字が現れるまで繰り返します。
「ヘッダ部」と「明細部の繰返し回数を示す項目」と「明細部」で構成され、明細部が繰り返されるフォーマットです。明細部の繰返しは無制限で、レコードごとに繰返し数が異なってもかまいません。明細部の繰返し数は、ヘッダ部内の「明細部の繰返し回数を示す項目」の値で決まります。
固定長メッセージのデータレイアウトに適合するフォーマットを選択し、定義します。
フォーマット内の項目には、項目単位にデータの「属性」を定義できるため、テキストデータとバイナリデータを混在させることができます。項目は、「英数字」、「数字(ゾーン十進数、パック十進数、数値文字列、カンマ付き数値文字列)」、「2バイト文字」、「バイナリ(16進数)」、「ビット(2進数)」があります。
詳細については、“5.1 ユーザ固有フォーマットについて”を参照してください。
ユーザ固有フォーマットの登録は、Formatmanagerクライアントの画面上で行いますが、以下の機能により登録作業を簡略化することもできます。
変換定義の一括登録
詳細については、“5.6 変換定義の一括登録”を参照してください。
ひな型定義作成
詳細については、“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“ひな型定義作成”を参照してください。
XMLメッセージの種類
XMLメッセージは、整形式(well-formed)XML文書を扱えます。XML Schema、XML名前空間に対応したものも扱うことができます。
詳細については、“5.2 XML文書について”を参照してください。