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Interstage Service Integrator V9.5.0 解説書
FUJITSU Software

1.1.3 メッセージの活用

ISIでは、サービスの呼出しやメッセージの変換などの処理を部品として標準提供し、部品をつなぎ合わせることでコーディングレスでのシステム構築ができます。

提供している部品のことをメディエータファンクションと呼び、これらをつなぎ合わせて実行することをメディエーション機能と呼びます。

サービスの呼出し

アダプタを使用してサービスを呼び出します。


メッセージのチェック・加工編集・情報取得

ISIではコーディングレスで柔軟なシステム間連携、システム構築を実現するため、XML形式のメッセージやFLAT形式のメッセージに対して以下の操作を可能とします。

メッセージ変換の呼出し

インタフェース調整機能を呼び出します。


List Creatorとの連携

Interstage List Creatorと連携することで、業務で実行したメッセージを帳票出力(印刷、PDF出力、FAX送信)や電子保存できます。


BPM Analyticsとの連携

Interstage BPM Analyticsと連携することで、業務を流れるメッセージから業務のKPI(重要業績評価指標)などに利用するデータを抽出・分析できます。


コマンドの実行

コマンドを実行し、外部システムと連携できます。


ファイルの入出力

メッセージに使用するデータをファイルから読み込むことや、メッセージをファイルに書き込むことができます。

ユーザプログラムの呼出し

製品提供している部品で足りない場合、ユーザプログラムを作成し、メディエーション機能から呼び出せます。