次の場合には、フレームワークのデータベース用のデータベーススペース容量を拡張する必要があります。
運用開始後に、当初の見積もりより管理するノードの数や保持するメッセージの数が大幅に増加した場合
データベーススペースの領域が不足し、以下のような容量不足のメッセージが出力された場合
データベース"SYSTEMWALKER_DB"に定義されているDSI"%1"に割り付けたデータベーススペースの容量が不足しました。 |
OBJxxxx_DSI1_0000、OBJxxxx_XDSI1_0000、OBJxxxx_XDSI2_0000 のどれか。(xxxx: 10 以上の数字。)
スキーマ"%1"の表"%2"内に定義されているDSI"%3"の容量が不足しました。 |
運用ドメイン名。
OBJ_xxxx (xxxx : 10 以上の数字。)
OBJxxxx_DSI1_0000、OBJxxxx_XDSI1_0000、OBJxxxx_XDSI2_0000 のどれか。(xxxx : 10 以上の数字。)
データベーススペースが容量不足の場合、次の2つの対処方法があります。
データベースコンデンス
データベースの拡張
データベースコンデンスは[セットアップメニュー]から実行することができます。
データベースを拡張する場合の操作の概要は、以下のとおりです。
運用環境を退避
運用環境を削除
拡張用データベーススペース用領域の準備
(データベースサイズの見積もり、パーティションの準備)
運用環境を構築
運用環境の復元
注意
運用環境の構築についての注意事項
手順4の“運用環境を構築”において、退避したデータベースのデータベースサイズより小さいサイズを指定しないでください。小さいサイズにした場合、データ復元処理に失敗します。
[セットアップメニュー]の起動方法
現環境のデータベースサイズ/データベース作成先を確認したい場合は、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetupInfo |
[セットアップメニュー]を起動したい場合は、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
拡張用パーティションは、データベース容量の再見積もりを行った上で作成してください。拡張可能な領域は、フレームワーク機能のリポジトリ/ログデータベース用です。
また、[セットアップメニュー]は、システム管理者(スーパーユーザ権限)で実行してください。
データベーススペース拡張のための操作手順の詳細
※[セットアップメニュー]を実行し、掲記メニューを選択します。
コンデンスによるデータベーススペース領域の獲得が期待されない場合は、データベースバックアップから対処します。
データベースコンデンスによりデータベーススペースに十分な空き領域が獲得できれば、対処を終了します。
“バックアップ”を参照してください。
“Systemwalker Centric Managerの環境を削除する”を参照してください。
“Systemwalker Centric Managerの環境を復元する”を参照してください。
データベース拡張を行っている場合は、“リストア”を参照し、“Systemwalker Centric Managerの再起動と運用管理サーバの再設定【Solaris版/Linux版】”以降の作業を行ってください。