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Systemwalker Centric Manager 導入手引書
Systemwalker

9.1 アンインストール前の注意事項

アンインストールを行う場合は、以下のことに注意してください。

ユーザ資産のバックアップについて

アンインストール時には、ユーザ資産も削除されるため、必要に応じてユーザ資産をバックアップしておいてください。バックアップについては、“バックアップ”を参照してください。

IISの停止【Windows版】

運用管理サーバのアンインストールを行う場合でWebサーバとしてIISを使用している場合は、IISを停止してください。

サービスの停止について【Windows版】

アンインストール時には、すべてのSystemwalkerのサービスを自動的に停止しますが、まれにサービス停止に失敗したり、サービス停止が終了しない場合があります。そのような場合は、アンインストーラを終了し、[コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]ダイアログで、サービスを手動で停止してからアンインストールを再実行してください。停止するサービスについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

Systemwalker Operation Managerと共存している場合【UNIX版】

Systemwalker Operation Managerと共存時にはSystemwalker Operation Managerのデーモンも停止する必要があります。

なお、Systemwalker Operation Managerのデーモンを停止する場合には、poperationmgrコマンドに-sオプションの指定が必要です。

Systemwalker Operation Managerのデーモン一括停止コマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

アンインストール時のデーモンの停止と環境削除について(運用管理サーバの場合)【Solaris版/Linux版】

アンインストールを行う前に、すべてのSystemwalker Centric Managerのデーモンを停止し、環境を削除する必要があります。以下のコマンドで、デーモンを停止してからアンインストールを実行してください。

/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

返答メッセージの機能を利用している場合は、返答メッセージを実施するアプリケーションが動作していないことを確認し、以下のコマンドで返答メッセージ機能デーモンを停止します。

/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh {stop | contstop}

デーモンの一括停止の詳細は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

監査ログ管理機能を使用している場合

監査ログ管理機能を使用している場合は、アンインストール前に以下を確認してください。

監査ログ分析機能を使用している場合

監査ログ分析機能を使用している場合は、アンインストール前に以下を確認してください。

部門管理サーバ、業務サーバまたはイベント監視機能をインストールしたクライアントをアンインストールする場合

通信環境設定でイベント通知先を定義しており、かつ、イベント通知先への接続方法として“必要時接続”を定義している場合、アンインストール前に以下について確認してください。ここで確認した内容を、アンインストール後に実施する手順(“アンインストール後の注意事項”の“ノードの削除について”に記載した手順)で使用します。

ポリシーの削除

業務サーバのアンインストールを行う場合には、業務サーバに配付されているポリシーを削除してください。また、部門管理サーバのアンインストールを行う場合には、部門管理サーバ配下のノードに配付されているポリシーをすべて削除してください。ポリシーの削除方法については、以下のマニュアルを参照してください。

[Systemwalkerコンソール]の自動再接続機能を使用している場合

[Systemwalkerコンソール]の自動再接続機能を使用している場合は、アンインストール前に以下を確認してください。

自動再接続機能についての詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編(互換用)”の“自動再接続において[Systemwalkerコンソール]を起動する”を参照してください。

サーバアクセス制御機能を使用している場合【Red Hat Enterprise Linux 6】

Red Hat Enterprise Linux 6でサーバアクセス制御機能を使用している場合は、アンインストール前に、SELinux初期設定を解除する必要があります。

swsvacseunset(Systemwalker Centric ManagerのSELinux初期設定解除コマンド)で、SELinuxの初期設定を解除してからアンインストールを実行してください。

swsvacseunsetコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。