[Systemwalkerコンソール]を起動する手順を説明します。
【Windows版】
運用管理サーバ上で[Systemwalkerコンソール]を起動するためには、Administratorsグループに所属するユーザ、または、DmAdmin、DmOperation、DmReferenceのどれかのロールに所属するユーザでログインして起動します。ユーザをロールに登録する方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
運用管理サーバから[Systemwalkerコンソール]を使用する場合
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。
→自動再接続モードで[Systemwalkerコンソール]が起動されます。
[Systemwalkerコンソール]の[ファイル]-[機能選択]メニューから[監視]または[編集]を選択して、[Systemwalkerコンソール [監視]]ウィンドウまたは[Systemwalkerコンソール [編集]]ウィンドウを表示します。
[機能選択]ボックスで[監視]または[編集]を選択して、[Systemwalkerコンソール [監視]]ウィンドウまたは[Systemwalkerコンソール [編集]]ウィンドウを表示することもできます。
運用管理クライアントから[Systemwalkerコンソール]を使用する場合
“運用管理クライアントを接続する(運用管理クライアント)”を参照してください。
【Solaris版/Linux版】
[Systemwalkerコンソール]は、運用管理クライアントより運用管理サーバに接続して使用します。接続方法は“運用管理クライアントをセットアップする(運用管理クライアント)”を参照してください。
注意
UTF-8環境を利用する場合の注意事項
UTF-8環境のコンピュータを含む構成で、各画面での注意事項は、“UTF-8環境を利用する場合の注意事項【UNIX版】”を参照してください。
初回ノード検出
[Systemwalkerコンソール]の[Systemwalkerコンソール [監視]]ウィンドウを初めて起動する場合は、[ノード検出]ダイアログボックスが表示されます。
[ノード検出]ダイアログボックスでは、“運用管理サーバが属するサブネット”または“LAN接続されたネットワーク”上のノードを自動検出することができます。ノード検出の設定については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。ノードの自動検出を行わない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。
注意
初回起動時の注意事項
追加インストール後やリストア後の[Systemwalkerコンソール]の初回起動では、[ノード検出]ダイアログボックスは表示されません。
[Systemwalkerコンソール]の設定・表示について
表示名の文字種
Systemwalker Centric Managerでは、監視ウィンドウに表示されるフォルダやアイコンの表示名に以下の文字を使用しないでください。
“!”、“*”の半角の各文字
“\^”、“\-”の連続した半角の2文字
ドメイン名の長さ
Systemwalker Centric Managerでは、ドメイン名は半角英数字128文字以内で指定してください。
OS種別の表示について
Windows(R) 2000システムで動作するシステム監視機能では、OS種別をWindows2000と設定します。ただし、上位システムがSystemWalker/CentricMGR V5.0L10以前の場合、OS種別はWindows NTとして通知されます。
Windows 2000以外のWindowsシステムで動作するシステム監視機能では、OS種別をWindows2003と設定します。ただし、上位システムがSystemwalker CentricMGR V10.0L20以前の場合、OS種別はWindows2000として通知されます。
メッセージ
Systemwalker Centric Managerの運用中、システムのログファイルに下記のメッセージが出力されることがありますが、重症エラーではありません。システムおよびSystemwalker Centric Managerを運用するうえで、何も問題はありません。
[メッセージ] SQL文の実行で重症エラーを検出しました:"qdg12825u スキーマ"MPLSxxxx"の表"DATATBL"内に定義されているDSI"#MPLSxxxx#DATATBL*"の容量が不足しました。(システム名=CENTRIC)" |
メッセージ中のxxxxには以下のどれかの文字列が入ります。
OBJ0
ALM3
ALM4
メッセージ中の * には1~8の数字が入ります。
運用管理サーバにおいて、下記のメッセージがコンソールまたはイベントログに出力されることがありますが、自動的にリカバリされるため運用に支障はありません。
rdb: ERROR: qdg02869u:DSI'SYSTEMWALKER_DB.OBJ*_xxxx_0000'の'BASE'に対する自動容量拡張に失敗しました 割付け量='?'キロバイト(system名=CENTRIC) |
rdb: ERROR: qdg02869u:DSI'SYSTEMWALKER_DB.OBJ*_xxxx_0000'の'BASE'に対する自動容量拡張に失敗しました 割付け量='?'キロバイト(system名=CENTRIC) |
rdb: ERROR: qdg12212u:RDBIIディクショナリでデッドロックが発生しました |
xxxxには次のどれかの文字列が入ります。
DSI1、XDSI1、XDSI2
* には、1~8000 のどれかの数字が入ります。
? には、数字が入ります。
Systemwalker Centric Manager が停止している間に発生した自システムのメッセージは、起動後、以下のように監視されます。
Windows版の場合
Systemwalker Centric Manager が停止している間に発生した、イベントログ、ログファイル監視(ローカルドライブ上のログファイル監視、共有ディスク上のログファイル監視)のメッセージは、Systemwalker Centric Manager が起動後、各ログにおいて停止期間に発生したメッセージすべてを監視します。
UNIX版の場合
Systemwalker Centric Manager が停止している間に発生した、シスログ、ログファイル監視(ローカルドライブ上のログファイル監視)のメッセージは、Systemwalker Centric Managerが起動後、各ログにおいて停止期間に発生した最新の500メッセージを監視します。ログファイル監視(共有ディスク上のログファイル監視)のメッセージは、Systemwalker Centric Manager が起動後、停止期間に発生したメッセージすべてを監視します。
Systemwalker Centric Managerの停止処理が開始してから終了するまでの間に発生したメッセージは、[Systemwalkerコンソール]に表示されるまでのデータ保証がされません。そのため、次回、Systemwalker Centric Managerを起動してもそのメッセージは[Systemwalkerコンソール]に表示されない場合があります。
運用管理サーバで使用するSymfoware Server のバージョンがV9.0以降でない場合、以下のエラーメッセージがSystemwalkerコンソール、またはイベントログに出力されることがありますが、運用に支障がないため、対処は不要です。
qdg02252u:rdbstopコマンドのオペランドの指定に誤りがあります (システム名=CENTRIC) |