Systemwalker Centric Managerの出力メッセージを日本語で出力する場合、Systemwalker Centric Managerをインストールする前に、以下の作業を実施してください。
以下のファイルと環境変数を確認します。
ファイル名
OS名 | ファイル名 |
---|---|
Solaris | /etc/default/init |
Linux | /etc/sysconfig/i18n |
環境変数の優先度
環境変数 | 優先度 |
---|---|
LC_ALL | 以下のすべてに優先されます。 |
LC_MESSAGES | LC_ALLが設定されていない場合に有効になります。 |
LANG | LC_ALL、LC_MESSAGESが定義されていない場合に有効になります。 |
設定値とコード系
OS名 | 上記ファイルの設定値 | Systemwalkerのコード系 |
---|---|---|
Solaris | ja_JP.eucJP、またはja | EUC |
ja_JP.PCK | SJIS | |
ja_JP.UTF-8 | UTF-8 | |
Linux | ja_JP.UTF-8 | UTF-8 |
上記のように設定されていない場合は、システム管理者(スーパーユーザ)のアカウントで、システムの動作環境に合わせた設定を行います。
環境変数の設定方法
OS名 | 設定方法 |
---|---|
Solaris 10以前 | /etc/default/initファイルを編集します。 |
Solaris 11 | svccfgコマンドを使用します。 |
Linux | /etc/sysconfig/i18nファイルを編集します。 |
例)
Solaris 10で環境変数LANGにコード系EUCを指定する場合
vi等のエディタを使用して/etc/default/initに以下の記述を追加します。
LANG=ja |
Solaris 11で環境変数LANGにコード系SHIFT-JISを指定する場合
以下のコマンドを実行します。
# svccfg -s svc:/system/environment:init setprop environment/LANG = astring: ja_JP.PCK |
LANGの設定を変更した場合、以下のコマンドを実行し、システムを再起動してください。
Solarisの場合
# cd / |
Linuxの場合
# cd / |
注意
LANGの設定についての注意事項
環境変数を変更することにより、Systemwalker以外のアプリケーションの表示に影響があることがあります。
Systemwalkerインストール後にシステムのコード系を変更しないでください。
LC_ALL、LC_MESSAGESを定義する場合は、LANGの値と同じ値を設定してください。